寒さに強いユキノシタ

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今日は三秋 縋さんの著書、「いたいのいたいの、とんでゆけ」という本のお話をします。


この本は、題名の無邪気な感じとは裏腹に内容は少し重たいお話です。
重たくて、寂しくて、痛くて、でも愛おしいお話です。


話の始まりは主人公が1人の少女を轢いて殺してしまうことから始まります。
ここから先はネタバレも含むので未読の方は読むことをお勧めしません。








内容にはあまり触れずに感想だけ述べたいと思います。
どうしてこんなに理不尽なことがあるのかと、解決のしようがない、救いのないお話です。正直この手の話はあまり得意ではないのです。けれど、好きなのです。それは彼らの言うように、大嫌いなこの世界だけれど、美しく感じるのと似ている感情なのかもしれません。
後書きにあったのですが、無数の穴のあるこの世界で、深くとても這い上がれない穴に理不尽にも落ちてしまった彼らを描くことで、逆にいま穴に落ちてしまっている人を救おうとするお話のつもりで三秋さんは書いたらしいです。

救われたとも救われる人がいるでしょうともここでは言及しません。がとても美しい物語でした。
半分も分かっていないかもしれないけれど、これからゆっくり理解していこう。何度もよみかえそうとそう思える本でした。


散文ですね。やっぱり読み終わってすぐは気持ちがまとまりません。笑



では最後に、読み終わったあなたに一言
「「あれ」は優しい嘘だと思いますか。それとも持っていますか探していますか。」



それではまた。