NOBUKO先生のブログ、

いつもお勉強させてもらっています。


つい先日、シンガポールで行われた

International College of Nursing

(看護協会の世界版)でも議題になってた

老人への虐待の話

 

 

 

 

ベッド柵に手足を縛り付ける、てのは

すごくわかりやすい虐待だけど

 

 

家人が出かけてる間に、大好きな庭に出て

転ばれでもしたら困るからと

鍵をかけて部屋から出られなくするのは

虐待にはならないのか?

 

 

人は生まれてからずっと

失敗してもやり直せてきたけど

 

高齢者は失敗しないように管理されていて

いつから転ぶ権利すら奪われてしまったんだろう

 

高齢者にだって転ぶ権利はあるよねぇ?

 

 

 

 

 

転ぶ権利。

 

 

高齢者の自由とは?

介護の現場。

企業としての理念「入院ゼロ」。

転倒リスク≠自由。

価値観。

管理。

何のために、介護職はいるのか?

高齢者=介護職=家族。

平等なはずの価値、権利。

何を守るのか?

 

高齢者が転倒するのを目撃した時の、あの血の気が引く感じ。

一人夜勤の怖さ。

 

悲しいほどの本質が見えてしまう夜。

本音。

寂しい。

怖い。

不甲斐ない。

全てをたんたんと受け入れた後の静けさ。

本当は、家族にも見てもらいたい。

夜が見せるその人の感情。

 

それを家族や夜勤者以外に知らすのも、仕事か。

 

 

 

 

 

 

久しぶりに書いたブログが、これ。

真面目か。

 

転倒させたく無い

(→入院(100%では無い

(→認知力の低下

(→ADLの低下

特に自分の目の前でこかしたく無い、という本音。

とは言え、全ての転倒を防ぐことは不可能。

では、どうすればいいのか?

何ができるのか?

まだまだ。