発達障害当事者のヘプバーンです
オードリー・ヘプバーンが大好きな
アラフィフです
発達障害の事を中心にブログを
書いています
(たまにコーデなど脱線記事あり)
どうぞ宜しくお願いします
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今日お仕事で電話を取った時のこと
うちの会社はカーナビの修理をお客様から
お預かりしてメーカーに送ったりすると
いうことが業務の中の一つにあります
お客様(カーディーラーさん)から
「○○(某メーカー)のナビの修理って
預かっていますか」
と聞かれた私。
この言葉で私は
「そのディーラーさんから○○のナビを
うちが預かっているかどうかということを
聞かれている」
と理解しました。
でも今そのディーラーさんからお預かり
している修理品なんてないよなあと思い
書類を探しましたがやっぱり
なかったので父に電話を変わって
もらいました。
電話を終えた父が
「今預かってるかってことじゃなくて
うちで預かれるか、修理出してもいけるかって
聞いて来たんよ」
と教えてくれました
つまりは私の聞き間違い&勘違い
ディーラーさんは
「○○のナビの修理は(取り)
扱っていますか」
っていうことを聞いて来ていたということが
判明
普通に私が聞き間違いとかしなければ
簡単な電話だったんです
そのメーカーのナビはうちでお預かり出来る
メーカーなんで
「預かれますよ」
と答えたらいいだけのこと
なのにこんな簡単な電話の対応も出来ない
私って…と久しぶりに落ち込みました
以前聴覚情報処理障害(APD)と発達障害の
関係についてブログに書きました
今はLiD(聞き取り困難症)も合わせて
LiD/APDと表記するみたいですね
異なる名称ですが症状や意味は同じだそうで
音としては聞こえているのに言葉として
聞き取ることが出来ない状態もしくは
言葉の内容を理解するのに時間がかかる状態
のことを言います
そしてこの症状は発達障害の人によく見られ
私自身も自分がLiD/APDだと自覚して
います
聴覚検査はいつも異常はないんです
音としては聞こえてるんです
(ただ賑やかな場所や複数人の会話、声の
小さい人、早口な人なんかの言葉は音としても
聞こえなかったりするけど)
でも何回も聞き返したり聞き間違いは
本当に多いです
発達障害の人は
耳からの情報は忘れて
しまったり深く理解することが
苦手
です
自閉症スペクトラムの人の場合は
想像力の障害
のため
言葉から相手の感情や意図を
読み取ることが苦手
ですよね
そのため正しい文章理解が難しい場合があると
言われています。
またADHDの人の場合
集中力の低さや気が散りやすい
といった特性があったりします
そのため長文や早口で話されることで
文章の理解が難しくなるそうでLiD/APDと
関連していると考えられているそうです。
また今日の私の電話の場合聞き間違いも
そうなんですが勘違いしたことも一つの
原因かなと思っています
っていうか発達障害の方、勘違いって結構
してしまいませんか
私は勝手に発達障害あるあるだと思っている
のですが…
私はADHDの特性も持っていますが
その中で
不注意
の特性もこの勘違いの多さと関わって
いるのではないかと個人的には思って
います
また発達障害の人は
思い込みが激しい
ところもありますよね
会話の言葉がLiD/APDのせいで理解出来ない
プラス思い込みや不注意から勘違いをして
しまいお仕事でミスをしてしまう発達障害の
方も多いんじゃないかなあと
思ったりもしています
聞こえないから言葉が理解出来ない
思い込みや不注意から自分に都合の良いように
勝手に解釈してしまうところ、私は結構
あるのですが発達障害のみなさんはいかが
ですか
これには発達障害の方の
ワーキングメモリー
(短期記憶)の弱さ
も関係している気が私はしています
ワーキングメモリーが弱いから耳からの
情報に弱いということですよね
聞き取れない、理解出来ないから
聞き間違いにつながり情報を覚えておけない
(忘れてしまう)から勘違いにつながって
しまうのかなあと今日の自分のミスから
感じました
あらためて今日は自分のことを情けなく
感じました
でもお仕事をする以上対策を考えていくしか
ないんですよね
騒がしい場所なら静かな場所に移動するとか
周囲の人に協力してもらえるのであれば
口頭ではなくメモやメールで対応してもらう
(発達障害の人は聴覚の情報は苦手ですが
視覚の情報は理解しやすいので)、
あとゆっくり話してもらうとかノイズ
キャンセリング機能のついたイヤホンを
使うとか…
発達障害同様このLiD/APDも理解して
もらいにくい症状だと思います
私も聞こえているのに理解が出来ない自分に
何度も落ち込んで来ました
LiD/APDのことをまだまだ知らない方が
いるように私自身もまだ自分が知らない
障害や病気や症状があると思います。
いろんなことやものにアンテナをはり
私自身も他の方の障害や病気や症状のことを
少しでも理解を深めたり知識を得られるよう
これからも努力をしていきたいです
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