発達障害当事者のヘプバーンです
オードリー・ヘプバーンが大好きな
アラフィフです
発達障害の事を中心にブログを
書いています
（たまにコーデなど脱線記事あり
）
どうぞ宜しくお願いします
（ブログタイトル変更しました
）
今日の徳島新聞朝刊「読者の手紙」欄に
私の投稿が掲載されました
以前徳島新聞さんに
「障害は個性」
というタイトルで連載されていた記事が
ありました。
身体障害の方の取材記事で私も障害の種類は
違いますが、とても興味を持って読ませて
いただきました。
記事の内容も良く障害者に興味や理解を持って
いただけるような内容だったと思います。
ただ私はタイトルの
「障害は個性」
という言葉に引っかかってしまって
私のブログを読んで下さっている方は知って
いると思いますが
「障害は個性」
という言葉は私の嫌いな言葉です
「障害は個性」
という言葉を、もちろん素直に受け止められる
障害者の方も沢山いらっしゃると思います。
「障害は個性」
という言葉をかけて下さる方も本心から
そう言って下さっているのも分かります。
でもひねくれ者の私は
「障害は個性」
という言葉にはどうしても意義を唱えたく
なるのです
よく
「個性的で良いですね。」
という褒め言葉
がありますが、この言葉に
「障害があって個性的で良いですね。」
と
「障害があって」
という言葉を付け加えてみて下さい。
「個性的になりたい」
と思う人はいらっしゃると思いますが
その
「個性」
に
「障害」
が欲しいと思う人は誰もいないと思います。
投稿にも書かせていただきましたが、もちろん
「障害は個性」
という考え方もあると思います。
ただ
「障害は個性」
と言われて、この言葉には
「個性なんだからネガティブに考えなくても
良いよ。
それがあなたらしいという事だよ。」
という意味を込めて言って下さっていると
分かっていても、やはり私にとって
発達障害である事は定型発達の人より不利な
部分がある訳です。
「障害は個性」
という言葉が嫌いという事は自分の障害を
受け入れてないからじゃないの
と
言われれば、そうかも知れません。
でも私は一人の人間です。
神様じゃありません。
どんなに自分の発達障害を理解してても
受け入れても、やっぱり
「普通に生まれたかった」
と思ってしまう時もあります。
生活に支障がなければ
「障害」
ではありません。
投稿にも書かせていただきましたが
生活に支障があるから
「障害」
なのに。
私はその障害の事で悩んだり苦しんだりして
来ました。
そのネガティブだった部分を
「個性だから」
と言われても私は受け入れる事が出来ません。
やっぱり私にとって
「障害は特性」
でしかないんですよね
発達障害の特性に、散々振り回されて来た私に
とって障害を個性だと受け止めるのには抵抗が
あります
「障害は個性」
という言葉に正直うんざりしています
何か使い勝手の良い言葉というか、いいように
使われすぎてる気がするように思うのは
私だけなんかなあ…
「障害は個性」
と言ってしまうと私はそこで人としての
成長が終わってしまう気がして
個性って長所の部分もあれば短所の部分も
あると思うの。
長所の個性だったら、もっと長所を
伸ばして行った方が良いと思うし短所の
個性なら、やはりそのままにしておくのは
問題があると思います。
私の発達障害の特性は、やはり短所だと
思うし実際特性のせいで生きづらさを感じて
来ました。
生きづらさを少なくするためにも、人に
迷惑をかけないためにも、短所なら改善する
努力はしないといけないですよね。
それが
「障害と向き合う」
という事なんじゃないのかな…
それなのに障害を個性だと言い切って
しまうのは少し危険な気もします
発達障害は治るものではありませんが
工夫で特性を改善する事は出来ます。
個性と言い切ってしまうと
「私はこのままで良いんだ
」
と
「勘違い」
してしまう発達障害者もいる気がするのです。
結果努力もせず特性のままに生きてしまい
周りを傷つけてしまう…
発達障害者本人にとっても辛い事ですよね…
と、こういう事が投稿で言いたかった訳です。
550字に自分の思いを全て詰め込められない
ので書くの、とても難しかったですが…
また身体障害の方と私のような発達障害では
同じ
「障害は個性」
という言葉でも受け止め方も違うかも
知れません。
あくまでも発達障害者の一意見として
読んで下されば幸いです
自己満だというのは重々承知していますが
やっぱり障害者が自分の思いや
考え方を発信していく事は、すごく大事な事
だと私は感じています。
私は
「多様性」
という言葉もなんだか苦手なんですが
（あんた、どんだけ苦手な言葉があるんよ）
多様性多様性言うんだったら私みたいな
「障害は個性」
の言葉に意義を唱える人がおっても
ええよなあ
あー何か
「障害は個性」
に変わる良い言葉ないかなあ
私が考えてやるなんてね
という訳で新聞掲載の粗品で図書カードが
もらえます
昨日本屋さんで
「ジバンシィとオードリー
ー永遠の友だちー」
という絵本を予約して来たので、それを
購入する時に図書カード使わせて
いただきます
わーい、嬉しい
また絵本の紹介もブログでしますね
どなたかのブログで観て可愛い表紙に
一目惚れです
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