10月 | 記録

記録

自分のため、書きたいときだけ日記をつけます

"いつもの"とは、おジャ魔女でいうドド的な妖精とでも思ってください

初っぱなから長野に弾丸旅行をキメてきた。

動機・旅程・その他諸々は別記事に。



友人の結婚式の招待状が届いた。

前々から日時も場所も聞いていたので、心構えもできており、早速返信する。

せっかくなら綺麗にデコレーションしたものを返信したいが、いかんせん全くと言っていいほど絵が描けないので、かわいいマスキングテープやシールをぺたぺた。私はどうも盛り癖があるらしく(火星獅子座1ハウスの宿命?)、デコっているうちに「まだいける!この隙間!!!」なテンションになってしまう。結果、まあまあ派手な1枚が出来上がる。

今回、その盛り癖の一環で、ふと「文字や文章の部分もデコれるのでは?」と思いつき、メイク用品の中からハイライトを持ってきた。ラメというよりはパール感が美しいもの。これを指に少量取って、文字の上からトントントン……

できた!文字の部分もうっすらキラキラ!元がハイライトだから光り方も決して下品じゃない!

ならば、次は偏光大粒ラメのアイシャドウを持ってきて、つまようじの先につけて糊と混ぜ合わせ、これをチョンチョン……

できた!紙面の余白に、淡く光るしゃぼん玉!これかわいい!

今後もこれやろう!わたし天才か!納得の1枚(派手かわいい)!

テンションの上がった深夜だった。




突然思い立ち、トイレと洗面所の掃除を行った。

3週間おきにざっくり便器と洗面台くらいは拭いていたが、今回はちゃんと掃除する。トイレと洗面所の床、コードプラグ、便器の裏側。使い古しのタオルとアルコールを使って拭いたら、埃がごっそり取れた。トイレって、別にそんなに長居する場所でもないのに、なぜこんなに埃が積もるの??

また、洗面所の床をよく見たら、なんと床下スペースがあることが判明した。床下といっても、配管やコードを修繕するためのスペースで、収納スペースではないのだが。

最後にトイレマットと洗面所カーペットのゴミをガムテープで取って洗濯し、万事完了。すっきり。

掃除が開運の手法だっていうのも頷ける。



箸が壊れた。人生で初めての体験。

学生時代から使っていたお弁当用の持ち運び箸が、何の前触れもなくポッキリいった。職場での食事中、ちょうど口に入る部分の先端2cmほどが、今食べている玄米に突き刺さっている。嘘だろ…?

ゆーて100均の箸だし、ケースは蝶番?のところがとっくに割れて輪ゴムで留めているし、もう6年は使っているし、だけど絵柄がボタニカルな花柄で、結構気に入っていたのだ。ちゃんと粗塩で供養しよう。

なんか、エネルギーが変わるときって色んなものが壊れるよね……スマホもやばいかな(※5年目)……メモしてあるパスワード、書き写しておかないと……



品川美容外科にて、人生初の「フォトシルク」を体験してきた。顔に特殊なレーザーを当て、シミやそばかすを撃退するというもの。

私は高校生の頃から、左の頬骨あたりに直径1cm大の薄いシミがあり(母にもあるので遺伝?)、これをなんとかしたかったのだ。コンシーラーで隠れるっちゃあ隠れるんだけど、レーザーで消えるんなら試してみたい。金額も払えない額じゃないし!

照射後は一時的にメラニンの産出が上がるので、シミが浮き上がったようになるのだが、1週間ほどでほぼ元に戻ったし、ちゃんとワントーン薄くなっている!感動!

これ、あと4~5回やったらマジでなんとかやるんちゃうか!?

ちなみに、ホクロにも当ててもらったら、こちらもちゃんと薄くなるので、残したいホクロがある方は避けて照射するのがベストです。



あったかいお茶が美味しい季節になり、いつもの電気ポットとガラスティーポットをフル活用している。今年の頭にお茶屋さんの福袋で買ったほうじ茶がまだ余っているので、それを飲む。美味しい。香ばしい香りとぬくもりで癒される。

飲んでいて、ふと気づいた。気温が下がったからか、ガラスティーポットが冷めるのが早い気がする。

これってどうにかならないのかな…と検索したところ、世の中には"ティーポットコゼー"というものがあるらしい。ニット帽のような毛糸の球体にポットの注ぎ口と取っ手部分の穴が空いた形で、ポットに被せることによって保温効果が高まるとのこと。なるほど~!

しかし、市販されているコゼーたちは有名ブランドのものしか見つからず、それらは3000円くらいするので、「ただのニット帽もどき(失礼)に3000円か…」と渋っていた。そこで思い付いた。

これって、ニット帽そのものじゃダメなの?

もはやニット帽でいいじゃん!うちのポットにぴったりサイズを買ってこよ!


そうと決まればさっそく手持ちのポットの計測だ。うちには直線が計れる定規しかないので、円周の長さを計算するために「直径×3.14」の公式を思い出す。まさかこんなところで使うなんて、小学校の知識はバカにできない。ふむふむ、直径14.5センチ、円周は約46センチだな。うちのポットは注ぎ口も取っ手もそんなに出っ張っていないので、そのまま円周46センチのものを購入で良さそうだ。

つまり、狙うべきニット帽はもっぱら赤ちゃんサイズとなる。即メルカリで探す。

今回初めて知ったことだが、赤ちゃんのニット帽には月齢ごとにサイズの目安があるらしく(そりゃそうだ)、46センチ=生後半年前後となる。なにそれ可愛い。

どうせならかわいい形のやつがいい!くまさんの耳が付いてるのがいい!アルカリ性洗剤&洗濯機でガンガン洗えるのがいい!絶対お茶こぼすからシミになってもいいように茶色がいい!とわがままに探したところ、450円で譲ってくださる方を見つけ、スムーズに購入できた。

家に届いたそれは、茶色でふわふわでくまさんの耳がついていて、化繊なのでゴリゴリに洗濯OK。実際に使ってみると、うちのティーポットにジャストフィット!!

そしてえげつねぇほど冷めない!淹れてから5時間経ってもまだあったかい!すげぇ!

今もうちのポットを守ってくれている。ナイス発想、ナイスメルカリ。




上記の通りあったかいお茶を手に入れたところで、ふと考える。なぜこんなにもあったかいものを欲しているのだろう?

以前から気になっていた、健康に関する知識本をKindleで購入してみた。その名も「私たち、ゆる健康始めてみた(著・劇団雌猫)」。

この方々は、以前「一生楽しく浪費し続けるためのお金の話(著・劇団雌猫)」でも大変お世話になった同人女性グループだ。知識ゼロから手取り足取り教えてくれる、ハードルの低い&タメになる内容で、言葉の選び方もすごい。

"推し以外追う暇がない私たちのための投資信託"というパワーワード。全員オタクの鑑である。


健康本に話を戻すと、冒頭から「アラサーになるとなぜ体調がイマイチなのか?」というぼやきから始まり、次に全国のアラサーオタクたちがついついやってしまう不健康生活に焦点を当て、読者が全員胸に手を当てて反省したところで、お医者さんが登場する。医師としての経歴は本文を読んでいただくとして、この方の言いたいことはただひとつ、

「體を温めろ」

それに尽きるらしい。

現代人は体温が下がりすぎだと。體を冷やして良いことは何ひとつないと。

だから運動をして筋力をつけ、発酵食品を食べ、體を温めるために人参リンゴジュースを飲めと。

そして何よりも大切なこと、それは"腹巻き"。お医者さん曰く、腹巻きとは24時間365日するものだそう。腹巻きなしの生活なんて想像もできないと。


え~~~腹巻きっすかぁ?そんな体温低い自覚もないし~お酒もタバコもやらないし~私って割と健康だと思うんだけどなぁ~ と思いながら、半信半疑で腹巻きを装着してみた。たまたま以前誕生日プレゼントとしてもらったジェラートピケの可愛い腹巻きがあったので。

そうしたらどうだろう。自分の體がいかに冷えていたかがひしひしと伝わってきた。体感でわかった。体温がぐんぐん上がっている。っていうか、元が低すぎたんだ!

そして、その直後の生理で、さらにその威力を知ることとなる。なんと、生理痛が1回もない。嘘だろ??2日目だぞ???

生理特有の血液が出ていく感覚はあるものの、それ以外は通常時と何も変わらない体調の良さ。仕事で話しかけられても、体調が良いのでパッと笑顔になれる。荷物だって持てる。腹巻きのおかげで腰が温められているので、動くのもダルくない。階段だって上がれる。え、何これ???生理って、本当はこんなに楽なの???

もちろん個人差はあるとは思うが、私の場合は腹巻きひとつで別人のように快適な1週間となった。

大してお金もかからないので、ご興味のある方はぜひ。


あと、本で紹介されていた"味噌汁"も今のところ良い感じだ。

私は料理に情熱のないタイプなので、毎日味噌汁を作るだなんて絶対無理!!!とハナから聞く耳を持っていなかったのだが、普段から白湯を飲む習慣はあり、

よく考えたら、最低限の味噌汁=白湯+味噌 だよな、毎日鍋で具材入りの味噌汁を作らなくても、お椀の白湯にスプーンで味噌を溶かしたらそれは味噌汁だよな、と開き直った結果、ドシンプル味噌汁(当然具材なし)を連日飲むことに成功している。

これ、起き抜けの一杯に持ってこいなのだ。夕飯の"なんかもう一つ"とか、深夜の"お腹すいちゃった"にも対応可能。なぜなら手間がほぼゼロだから。味噌溶かすだけだから。體にもいいし。

味噌さえあれば今日からできるので、こちらもよかったらぜひ。体調変わります。ほんまに。





またも都内に行ってきた。大学時代の友達と会うためだ。

通常はお店でランチして、その後ちょっとお茶して解散、というのが常だが、今回はただのお食事のみならず、かわいいドレスを着てチャペルで写真を撮れるという、若気の至りの極みを実践(気分的には"実戦")しに行くのだ。

髪型やメイクはセルフサービスなので、ヘアアレンジが苦手な私は早速YouTubeを見てアップスタイルの練習に勤しむ。色々探したが、アヤマルさん(表参道美容師の、ヘアゴムだけでできるヘアアップ)が良さそう。数回時間を測って練習し、6分できっちり結えるまでになった(多分普通はもっと早くできます)。

これまでの人生でヘアアレンジを必要とするような場面にあまり出会ってこなかったし、成人式等はプロがやってくれるので、ヘアアレンジに対して苦手意識があることにすら気づいていなかったんだけれど、動画の通りやってみたら案外なんとかなることにも気づいて、こうやってひとつずつできることが増えていくのは嬉しいな、と自分の小さな成長を喜ぶ。わーい🙌

アクセサリーも全部自前で持ち込まなくてはいけないので、この際やったらんかい!と、メルカリでティアラ・ウェディングネックレス・イヤリングを購入。私は面長なので、ティアラは縦の高さが低いものをチョイス。自宅で頭に乗せてみたらいい感じ。

お値段は3つで1500円、元はとってくるぜ!実際に花嫁さんが使ったものだし、縁起が良さそう!


満を持して乗り込んだチャペルで、20代のうちでないと着られなさそうなピンクのふわふわドレスを選び、練習の成果か髪型とアクセサリーもばっちり決まって、満足のいく仕上がりになった。メイクもパーソナルカラー&顔タイプ診断のお陰か、ちゃんと映えてる。

よっしゃ!20代でやり残したこと、これでひとつ「済」だぜ!


そして、その後は"ベルサイユのばら連載50周年記念イベント~ベルばらは永遠に~"を六本木ヒルズへ観に行く。こちらは元々私ひとりでいく予定だったが、友人に話したところ、2人ともノリノリで着いてきてくれることとなった。

もちろん原作はかつて読んだことがあるものの、ベルばら展が開催されていることを知ったのは前日だったので(SnowMan舘さま表紙のHanakoでたまたま知った。お茶特集万歳!)、展覧会の原画でざっくりストーリーを追い直すことになる。うわぁ……瞳がキラッキラ……瞳の中の星たちってホワイトで後書きしてたんだ……ドレスかわいい~…偶然だけど、今日は"ドレス着用→お茶会→ベルばら展"って流れとして最高だな……とウキウキ見て回る。

ベルばらって、不朽の名作と言われるだけあって、何度読んでも新たな発見があるのね。最初に読んだのは小3、次は中学、次は高校、そして今……と、自分が成長するに従って、同じシーンでも気になる部分や捉え方が違ってくるのね。オスカルの、男としての自分と女としての自分に揺れ動くところとか、切なくてこっちまで瞳うるうるになる。ア、アンドレ~~!オスカルと幸せになって~~!!!(涙目)


会場出口では、ベルばらの限定グッズがたくさん購入可能。ハンカチ3500円(!)など、ベルサイユ価格に驚いていたが、真打ちがここに。


ニナス紅茶セット(約9500円)




ニナスというのはフランスの老舗紅茶メーカーで、マリーアントワネットが王室に君臨していた時代から続く名店とのこと。

このセットでは、アントワネットが愛した王室のりんご園で香り付けしたアップルティーを含む9種類のお茶が楽しめて、さらにベルばらの精緻なイラストが入った扇子状の解説カード(箔押し)まで入っている。

めっっっちゃくちゃほしい、が、9500円だぞ……と尻込みしていたところへ、友だちから「ボーナスあるよ!買っちゃえ☆」とあっけらかんと背中を押され、サックリ購入。結果、とっても満足。

やった~~!マリーアントワネット紅茶飲むぞ~~!

原作読み直すぞ~~!



ちなみに、マリーアントワネットの出生図だそう↓



ん~~天頂の天王星、水のグランドトライン、そしてかわいそうな月!

身近な人を守りたい、自分が守らなきゃ!の衝動と、国家君主の妻としての重い責任、その狭間でただ普通に綺麗にかわいく生きていきたいだけの素の自分。

実は貧しい女性や子供の福祉制度の整備に尽力したという彼女。とっても頷ける。きっと同情心溢れる優しい人だったんだよね。

皇族なんかに生まれなければ、そして普通の貴族のお嫁さんになってれば、ただただ社交界で幸せに生きていられたんじゃないかな……と、不憫に思ったりもする。

ちなみに、旦那さんのルイ16世の月はアントワネットの太陽金星合と合なので、まさに理想の奥さんだったんだな。政略結婚だったけど、夫婦としての縁はきっとあったんだな。

ベルばらの解像度がまた一つ上がった気がしましたとさ。