①より続く。

演説最後のトランプ氏の私的な発言

「そもそも、私はこんな風に立候補する必要は無かった。私は素晴らしい会社を経営し、素晴らしい人生を送っていた。会社経営は成功していたし、私も私の家族も、こんな風にテレビ画面上で、悪意のある嘘を吹聴されたり、誹謗中傷されることもなく、一生涯優雅な暮らしを送ることができていたはずだったのだ。こんな攻撃、誰が好んで受けたいだろうか?でも私はあえて、この世界に飛び込んだ。それは、私がこの国の恩恵を十分に受け、今こそ、この愛するアメリカに恩返しをするべきだと強く思ったからだ」
 は、家族を巻き込み犠牲を強いるという点で、万感胸に迫るものがある。
 ちなみに、幕末期の志士たち、吉田松陰や坂本龍馬や橋本左内らも、トランプ氏同様の愛国心から、命がけで奔走し散っていったではないか。
 この発言を耳にしながら思い出したのは、1970年に割腹自殺した三島由紀夫先生のことであった。当時の三島先生も、世界的な作家として功成り名を遂げており、いずれノーベル文学賞を獲得できる身の上であった。にもかかわらず、先の大戦で死んでいった若者たちへの、生き残ってしまったという申し訳なさもあったのだろう、日本国の為に諌死という道を選んだのである。


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「このムーブメントは、現在の腐敗し堕落しきった古い政治体制を、アメリカ国民である、あなた方が創る新政権により一新することが目的だ。ワシントンDC政府の職員や彼らに資金提供している金融機関、そしてメディアや企業に勤める者たちは、ただ既得権益を死守し、自分たちだけがもっと豊かになるという目的を達成するために生きている。ワシントンの政治家を牛耳り、世界中の特別利権をむさぼっている黒幕は、この選挙の結果によっては、何兆ドルもの大金を失う危機に直面している。
 彼らは、あなた方アメリカ国民の幸せのことなんてこれっぽっちも考えていない人たちと手を組んでいる。今回の選挙は、未だかつて例を見ないほどに皆さんの生存そのものを脅かしかねない。これは今までの4年に一度の大統領選挙とはわけが違う。我々の文明の歴史の大転換となる、アメリカ国民が現政府の横暴を止め、権力を奪い戻すことができるか否かを決定する一大イベントだ。➡①
我らアメリカ国民の勝利を阻む政府の人間は、とんでもなく不利な条件の貿易協定や大量の不法移民の流入により、私たちの祖国を傷つけ、干上がらせてしまうほどの酷い経済外交政策をしようとしている奴らと同じ仲間だ。ワシントンの政府職員たちは、工場や雇用をメキシコや中国、さらには世界中に流出させることにより、アメリカ経済を破壊へと導いた。➡②
世界経済の意志決定は、世界権力にゆだねられてきた。彼らは労働者階級から搾取し、アメリカの富を奪い、ほんの一握りのグローバル企業と政治団体だけを肥え太らせ続けてきた。これは我が国の生存をかけた闘いであり、アメリカにとって最後のチャンスとなるであろう。この国が自由を取り戻すか、それとも民主主義が幻と消え、社会システムを自分たちに都合よく変えてしまうほんの一握りの世界権力にアメリカがコントロールされてしまうかは、この選挙にかかっている。

 社会システムは既に、彼らによって都合よく変えられてしまっている。これが現実だ。あなたも、彼らも、私も、そして世界中の人々がこの事実に気が付いている。この世界権力の中枢にいるのがクリントン一味だ。ヒラリー・クリントンが国際銀行家たちと会い、その〈特別なお友達〉と〈彼女の支援者たち〉の利益の為だけに、アメリカの主権を崩壊させる計画を話し合っていたその証拠は、ウィキリークスの書類でじかに確認することができる。正直言って、ヒラリー・クリントンは刑務所に収監されるべき人物だ。➡③
クリント一味によって展開される最も強力な武器はメディア企業、マスコミだ。ここで一つはっきりさせておこう、この国のメディア企業は、もはやメディア企業の機能を果たしていない。彼らはロビイストやその他の金融団体と同様、政治的な利益関係により、政治的なアジェンダ(行動計画)の為だけに仕事をしている。彼らの強力なアジェンダには、あなた方アメリカ国民の利益など、これっぽっちも考慮されていない。自分たちの利益オンリーなのだ。

 彼らのコントロールに逆らおうとすれば、性差別主義者だの、人種差別主義者だの、外国人差別だの、いちゃもんをつけて大騒ぎする。奴らの口から出るのは、嘘、嘘、嘘ばかり。次から次へと悪事を働く。忘れないでクリントン一味は犯罪者だ。奴らの犯罪の記録はちゃんと記録にも残されている。奴らを守っている犯罪者仲間は、クリントン一味の力を維持するために、国の機関やクリントン財団の世界規模の犯罪活動を隠蔽している。
 奴らは私や私の家族、友人に対する誹謗中傷を自分たちが嘘をついていると十分承知の上でやっている。その、人間として最低の行為の数々を、奴らは止めるつもりなんてさらさらないのだ。矢でも鉄砲でも持ってくるがいい。どんな攻撃であろうと喜んで受けよう。
 このムーブメントの為に、この国をアメリカ国民の手に取り戻すために、この日が来ることを私は知っていた。単に時間の問題だった。そして私は、アメリカの皆さんが立ち上がり、ご自分たちに相応しい未来のために投票してくれることも知っていた。この腐った犯罪一味を止めることができるのは、あなたたちの強い力だけだ。あなたたち勇敢なアメリカ国民だけが、これら腐った権力者たちを落選させることができる。私達の素晴らしい文明は今、破滅寸前だ。
 そもそも、私はこんな風に立候補する必要は無かった。私は素晴らしい会社を経営し、素晴らしい人生を送っていた。会社経営は成功していたし、私も私の家族も、こんな風にテレビ画面上で、悪意のある嘘を吹聴されたり、誹謗中傷されることもなく、一生涯優雅な暮らしを送ることができていたはずだったのだ。こんな攻撃、誰が好んで受けたいだろうか?でも私はあえて、この世界に飛び込んだ。それは、私がこの国の恩恵を十分に受け、今こそ、この愛するアメリカに恩返しをするべきだと強く思ったからだ。私は人々のため、このムーブメントのため、この国をあなた方国民に取り戻すために、アメリカ大統領になることを決意したのだ。偉大なるアメリカよ、再び!」


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③に続く。

 何故だか、動画をアップできない。💦以下映像だけである、悪しからず。


トランプが当選して良かった理由が分かる動画














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