◆『中江藤樹は作為のない自分の良知を信じきる事が出来る境地を「大悟する。」と云った。』

 以下、拙著『評伝・中江藤樹』についての、最新のアマゾンのカスタマーレビューです。松尾大地様より、星5つ付けて頂きました。ありがとうございます。
 本書を通じて私が言いたかったことが、十分伝わっていることに正直安堵を覚えました。

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【「日本精神のバックボーン」の変遷が書かれています。】

松尾大地
5つ星のうち5.0
「日本精神のバックボーン」
2018年3月16日Amazonで購入

 「日本精神のバックボーン」の変遷が書かれています。
 東日本大震災のあの時、阪神大震災のあの時、集団としての日本人は何故、規律を守ることが出来たのか。複雑で広大なレトリックである。
 中国、孔子の哲学と思想、韓国の儒教の教えを誰にでも解るよう柔軟にJapanとして再構築した中江藤樹。中江藤樹はビジネスの思想としても近江に多大な影響を与えた。

 近江商人の「三方よし」の思想 江戸時代に入ると近江出身の商人は徐々に活動地域や事業を日本全国に拡大させ、中には朱印船貿易を行う者も現れた。今日の大企業の中にも近江商人の系譜を引くものは多い。

 石田梅岩の石門心学に多大な影響を与えた。石田梅岩は江戸時代の思想家。
「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」
 と、実にシンプルな言葉でCSRの本質的な精神を表現した石田梅岩の思想は、近江商人の「三方よし」の思想と並んで、「日本のCSRの原点」として脚光を浴びている。
 その思想もやはり営利活動を否定せず、倫理というよりむしろ「ビジネスの持続的発展」の観点から、本業の中で社会的責任を果たしていくことを説いており、寄付や援助など本業以外での「社会貢献」を活動の中心とする欧米のCSRにはない特徴がある。

 釈迦や禅が云う無、空としての自由とは伸びやかな心で有り、人の心は本来自然に道理や正義を喜ぶもので、目が本来の美しいものを悦び、耳が本来の美しい音を悦ぶ事と同じである。

 自らの心の本体に気付きを深め、本当の私を信じきる。その修養方法(u_u)なのです。
 インチキまじないでない、合理的理論として、霊性的直感の修養方法(u_u)なのです。

 中江藤樹は作為のない自分の良知を信じきる事が出来る境地を「大悟する。」と云った。

 難しくなく、是非是非オススメです。

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