◆いじめ問題の元凶となるのは、加害生徒の母親と、その母子と親しい教師のM氏の存在も大きいようで、それ故にこれ以上の改善は望めそうもない

 北海道の某中学校でのいじめ事件についての続報である。
 初めて読む方のために、これまでの経過を説明させて頂こう。
 今年の10月27日に「みきお」氏から私のブログ宛てにコメントを頂いたのが、ことの始まりであった。
 コメントの内容は、北海道の某市立中学校で、酷いいじめが横行しているということであった。
 かつて私自身、中学時代の3年間に酷いいじめを経験したことがあるし、我が子の一人も、小4から中学を卒業するまでの約5年の長きにわたっていじめられたことがあるので、
「いじめ問題は放っておけない」
 というわけで、「みきお」氏から詳しいお話を聞かせて頂いて、その一部を、私のブログに披露させて頂いた。
10月30日の
「北海道の某市立中学校で、酷いいじめが進行中!」
と題された記事がそれである。

 いじめで苦しんでいるのは、「みきお」氏のお子さんだけではなく、耐えられなくて既に転校していった数名の生徒もおり、現在も他に苦しんでいる生徒たちが存在しているという。
 以下は、12月現在の状況である。
 もちろん、これだけではなくもっと他にもあるに違いない。

『他クラスの男子で、ばい菌扱いのいじめを受けている子もいます。
また、別の子は、靴箱に
「死ね、きえろ」
などと書かれた手紙を入れられたり、ある●●●部の子は、部内で、ひどい仲間はずれを受け、悪口を言われています』


 とはいえ、関東にいる私では、話を聞く以外にどうしようもないので、中学校の様々な問題に詳しい北海道の友人I氏を紹介させて頂いた。
 その後も情報を頂戴させて頂いたが、学校側は、多少の改善はしてくれたようだが、いじめ問題の元凶となるのは、加害者生徒だけではなく、加害者生徒の母親と、母子と親しい学校の教師のM氏の存在も大きいようで、それ故にこれ以上の改善は望めそうもないというので、被害生徒の保護者の「みきお」氏と話し合って、ここで再び取り上げさせて頂くことにしたのである。
 これまでは北海道の某中学校と記させて頂いたが、北海道といっても広いので、「みきお」氏の了解を得て、今回から
「札幌市の某市立中学校」
 と記させて頂くことにした。

◆主犯のNさんと親しい●●担当のM先生は「いじめられた子が強くなれば解決する」とのお考えは変える事はない、とのこと。

 一時期、学校側の対応で、小康状態を保ったものの、12月に入ってまたまたエスカレートしてきている。
 被害者生徒は女子で、加害者Nも同じく女子である。やっかいなのは、この加害者生徒を支持する教師Mの存在なのである。
  以下は、被害者生徒のお身内の「みきお」氏から、11月28日(金)に頂いたコメントである。〔 〕内は、筆者の補足。

「いじめの方は教頭、担任と何度も話し合いを重ねてきました、結果、クラスでの孤立は、班替えでかなりの改善がありました。ばい菌扱いも下火になってきていますが、完全ではありません。
 主犯のNさんは態度を変える事なく、無視や仲間はずれをしています。証拠がつかめず学校側も対応は不可能だそうです、Nさんと親しい●●担当のM先生は
「いじめられた子が強くなれば解決する」
とのお考えは変える事はない、との事です。
今年定年ですが、2年半延長が決まっています。  
他の子も
「このM先生の差別がひどい」
と言っています。
娘はNさんの事を気にしない、と決めて、現在は安定しています。ご相談頂心より感謝しています。今後とよろしくお願いします』


 とあったので、ちょっと安心していたのだが、やはりそうは簡単にはおさまらなかった。
 次にい頂いたコメントである。

『M先生は、学校で●●教室の顧問です。北海道●●教育連盟事務局●●だそうです。〔加害生徒の〕Nさんは女性です。
先日中学校で公開授業があり、Nさんの保護者は、M先生に会われていました。Nさんの志望高校はN高校だそうで、〔そのことでM先生に〕相談している、と言っているのを聞きました。〔ですが、〕M先生の担当は2学年で、進路の先生ではありません。
 その後、また、学校の参観、懇談があり、私はNさんと会いましたが、睨(にら)みつけられました。
 他の保護者の方と私が話をしようとしたら、私と話さないよう促されました。私は大人なのでべつによいですが、親子で同じ事をする方だと思いました』


 続けて、次のような追伸を頂いた。

『実は、夏休み、学校で授業についていけない子のための補習をして下さったのですが、Nさんは頭が良く、補習の対象ではありませんでした。うちの●●は、〔補修に〕行く事が決まっていました。
 すると、Nさんの保護者の方が、
「タダで見てくれるんだし、家の娘も参加させなさい」
と学校に言って、参加してきたのです。
しかし、Nさんは〔成績がいいので〕すでに理解しているため、〔補習授業が〕おもしろくなかったのでしょう、数学の先生に絵を書くよう促したのです。
(若い先生でしたので、のってしまった)結果、補習がお絵かきの時間になってしまいました』


 なんだ、この程度かと思う方もいらっしゃるだろうが、実は、この後、小康状態は終わりを告げて、いじめはエスカレートし、以前と同じ状態にもどってしまうのである。
この続きは、次回に。



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