◆中学1年のクラスにはスクール・カーストが出来ていて、一軍はT・Oグループ、2軍はN・Mグループ、Nは1軍に気に入られようと1軍をめざしている。

 今年になって、地元さいたま市の某中学校のいじめ問題で私のブログ宛てに生徒らしい匿名の方から
「いじめが行われている」
という一報を受け、間髪を入れずその中学校に電話を入れて面談の予約をし、出かけて校長先生と話し合いをし、学校側で積極的に動いて頂き、結果、一件落着という出来事があったばかりである。

 10月27日のこと、新たないじめの相談があった。
 北海道にお住いの「みき」さんからのコメントである。以下、コメント内の学校名や人名を伏せさせて頂いた。

「●●市立M中学で巧妙、陰湿ないじめが行われております。
この学校の体質がさらなる自殺者を出しそうです」


 以前にも、同じ中学校でいじめによる自殺事件が起きていたようである。
 私から、以下のような返事を出させて頂いた。

「みきさん、情報のご提供、ありがとうございます。私なりに、動いてみます。どんなことでも結構です、新たな関連情報がありましたら、ぜひご教示ください。その中に人名などがありましたら、〈林田➡●●〉のように、伏せ字で公開させて頂きます。」

 10月29日に以下の続報を頂戴した。読み易くするべく、句読点などを付けさせて頂いた。

『M中学いじめ追加情報。
 この学校の教頭は、K中から来た教頭である。
 中学1年のクラスにはスクール・カーストが出来ていて、一軍はT・Oグループ、2軍はN・Mグループ、Nは1軍に気に入られようと1軍をめざしている。
 誰もがいじめのターゲットになりたくないので、いじめに従い、一人の生徒を追い詰めている、いじめの構図が出来ている。
 だれもが息苦しさから合唱や校歌を歌う時はまるで、葬式だ。
 いじめの訴えがあっても教頭は教室に生徒の様子を見るなどまったくなく、
「いじめではなく、めんどうを見ようとしている、クラスが受け入れようと頑張ってる」
 など意味不明な事をいっている。
 Nには、学校と太いパイプがあり(親の職業の関係)この子については、指導など学校はとてもじゃないが出来ない。生徒指導部長もこの子の見方だ。何をしても許される。
 このままだといじめられた子は、死ぬか、不登校か、転校しかない、追い詰められている。
 大津いじめ自殺事件で出来た法律をまったく無視している先生がいる。』


◆「子供は打たれ強くなれ。物が無くなるのは学校ではあたりまえ」と生徒指導部長

『いじめの内容は、わざと当たってきてバイ菌扱い、汚い物の擦り付け合い、通学カバンを複数で踏みつける、物を取る、隠す、ノートなどに死ねと落書き、主犯Nはターゲットを孤立させるため友達に悪口を言い(言ってもいない、やってもいない事をいいふらす)、そして、一人になるようしむける。
 集団で無視を指示、他の子を使って嫌がらせを指示、すれ違っただけで
「痛い、最悪、サイテー」
 と怒鳴る、蹴る。
 生徒指導部長の先生は(N保護者と親しいため、Nはとてもかわいがられてる)生活指導部
長は

「子供は打たれ強くなれ。
 物が無くなるのは学校ではあたりまえ。この前も無くなってる。落し物は膨大な量だ、物が無くならない学校はない。小学校は担任がうまく処理してるんだ。子供は自分でどこに置いたかすぐ忘れるんだよ、傘は日々増え続けてる」

 と言っています。
 又、
 この先生は保護者にプライベートで海に娘と行った時は、
「ばれなければ、良い」
 とウニを取っていることを自慢している。
 教頭は、いじめはされる方にも原因がある的な言い方をしている
 校長は、夕方5時には帰宅するお気楽さだ

 上記の「みき」さんとは、その後直接コンタクトが取れて、コメントの内容が本当の事であることを確認させて頂いた。
 北海道の私の友人と連絡を取り合い、今、バックアップ体制を作り始めているところである。
 現実、今、いじめられていても、君は決して一人ではないんだ、ということが被害者の中学生やご家族の方に伝わることが、まず一番大事なことだと思うからである。


 もし、いじめなどで辛い悲しい思いをしている人がいるのなら、是非、私のこのブログ宛てに、一報ください。私の仲間は、北海道だけではなく、日本全国にいますから。

 そんな折、以下、悲しい一報が入ってきた。
 上記北海道の件でも、学校に相談しているにもかかわらず、全く改善されないので、私に相談してこられたのである。そういう意味で、以下の熊本もケースも、よく似たケースと言って良い。  
 厳しいことを言うようだが、勉強がそこそこ出来るというだけの理由で、安定した職を求めて教師になったという人に、教師としての使命感や問題解決能力があるわけがない。
 また、文科省は、悪意が無ければ、何をしてもいいような判断を下している。
 加害者側の肩を持つような文科省の意見は、 私には理解できない。

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◆中3男子がいじめ苦に自殺未遂 7月、熊本市                             2014年10月30日

 熊本市立中3年の男子生徒が7月、いじめを苦に自宅で自殺を図り、学校がいじめがあったと認める報告書をまとめていたことが29日分かった。生徒は心理的に不安定な状況で登校できず、自宅療養を続けている。

 保護者によると生徒は7月上旬、多量の薬を飲むなどして自殺しようとした。
 スマートフォンに遺書を残しており、いじめの内容や
「先立つ不孝をお許しください。毎日生きているのがとても辛[つら]かった」
 などと記していた。

 学校は調査委員会を設け、他の生徒への聞き取りなどを実施。9月中旬にまとめた報告書でいじめを認める一方、
「いじめを行ったとされる生徒に悪意があった可能性は低く、継続性もない」
 と結論付けた。
 男子生徒の保護者は
「責任があいまいな結論。以前から学校に何度も相談したが、いじめはなくならなかった」
 と反発している。


 学校や報告書によると生徒が1年のころ、所属する運動部などでボールをぶつけられたり、口に氷を詰められたりするなどのいじめを受けた。学校が相手方に謝罪させた後もいじめは継続。いったん退部した運動部へ学校の勧めで今年5月復帰したが、保護者は「一部で悪口を言われるなど絶望感を抱いていた」と主張している。校長は「いじめの起きない環境づくりや、男子生徒の心情把握などが不十分だった」と話している。

 いじめの定義に関して、文部科学省はいじめられた側の心情を重視している。
 報告書がいじめた側に「悪意」や「継続性」がなかったと強調した点について、市教委総合支援課は
「適正な判断だと考えている。ただ保護者の納得を得られておらず、今後も意向を踏まえて対応したい」
 としている。
(「くまにちコム」)




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