■「今朝、娘が首をつって自殺をしようとした」

 6日(日)である。
 娘(中2)は、高校受験のための北辰テストで、朝早くから淑徳与野高校へ出かけ、息子はサッカーに出かけた。
  
 悲しいかな、またまたいじめ事件のニュースが飛び込んできた。
 現場は、広島県である。
 広島県と言えば、広島県尾道市立高須小の民間出身校長、慶徳和宏さん(56)の自殺事件(2003年3月9日)が記憶に新しい。
 当時、慶徳校長が教職員に挨拶をしても、無視されたというのだから、呆れてものが言えない。

 その前にも、広島県立世羅高校の石川敏浩校長(当時58)が、県教職員組合から卒業式における国旗・国歌の実施に激しく反対され苦悩の末、1999(平成11)年2月28日に自殺し、この事件に関連して教育委員会の山岡将吉教育次長も自殺に追い込まれている。
 いじめの張本人は、広島県教職員組合こと日教組で、命が一番大事のスローガンとはまるで真逆の事態となっているのは、どうしたわけだろう。
 真面目な日教組のメンバーもいるはずなのだが・・・、驚くなかれ、広島県以上に、伊勢神宮で有名な三重県が、「日教組王国」だというではないか。

 以下、広島県で起きた、いじめによる小6女児自殺未遂事件のニュースである。

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●小6女児が自殺未遂か 学校側、いじめ認める 広島
産経ニュース2011.3.6 13:17

 広島市の小学校に通う6年生の女児が、卒業を約20日後に控えた今月2日、いじめを理由に自殺を図ったとみられることが6日、広島市教育委員会への取材で分かった。
 学校側は臨時の保護者会でいじめの事実関係を認めた。
 市教委によると、2日に女児の母親から学校に
「今朝、娘が首をつって自殺をしようとした」
 と連絡があった。女児にけがはなかった。
 母親は
「入学したときからいじめがあった。昨日は体育館に閉じ込められた」
 と説明。
 学校側が調べたところ、
同じクラスの児童約5人が女児を閉じ込めたほか、
「ばか」
「死ね」
 と言ったり、筆箱を放り投げたことがあったことが分かった

 学校側は3日に全校朝会を開き、児童らに状況を伝えて
「いじめはいけない」
 と指導。
 4日には保護者会を開いて、事情を説明した。

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●小6、いじめ理由に自殺図る
中國新聞'11/3/6

 広島市立の小学校に通う6年生女児(12)が2日朝、同級生からのいじめを理由に自殺を図っていたことが分かった。けがはなかった。
 学校は4日夜、臨時保護者会を開き、いじめの事実を認めた上で
「対応が至らなかった」
 と陳謝した。
 
母親によると、女児は2日朝、自室で自殺しようとし、母親が物音で気付いた。
「死ななければ、みんなはつらさを分かってくれない」
 と漏らしたという。

 連絡を受けた学校は2日夕に6年生の保護者会を、4日夜には全校の保護者会をそれぞれ開いた。

 中国新聞の取材に対し、学校側は、女児が同級生から筆箱を放り投げられたり、
「バカ」
「死ね」
 などの言葉を浴びせられていた事実を認めた。
 
女児の名前と
「死ね」
 と書かれた文面も見つかった


 母親によると、自殺を図った前日、女児は掃除時間中に、体育館そばのトイレに閉じ込められたという。  
 
 校長は
「いじめは把握し、母親から対処を求められていた。全力で対応してきたつもりだが、弱い者をターゲットにする風潮があった」
 と説明。
 母親は
「入学当時からいじめられ、学校に相談してきたが、対応してくれなかった」
 と憤っている。


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