■路上に横たわっていた女児の顔には、黒のゴミ袋をかぶせてあった

 
25日(火)である。
 今日は、
山口県宇部市の路上で、市立新川小学2年の女児(8)が下校途中に刃物のようなもので切られ重傷を負った事件で、傷は計十数カ所に上ること25日、県警捜査1課への取材で分かった
 首や顔ばかり狙われ深い傷も数カ所あることから、県警は容疑を傷害から殺人未遂に切り替えて捜査を続ける」
 のニュースには驚いた。
 その傷は、15~6か所にものぼる
 その後、犯人らしい23歳の男・無職山田昌宏容疑者(宇部市在住)が逮捕されたが、容疑を否認しているという。
 それにしても、路上に横たわっていた女児の顔には、黒のゴミ袋をかぶせてあったというし、猟奇的な臭いがする事件である。
 今後、益々こういう事件が増えていくことを思うにつけ、事件が起きてから動くという警察力の強化ではなんの解決にもならないので、今後、道徳心の向上へ向けての江戸しぐさや陽明学の果たす役割は大きいと思うのだ。

■ビールを入れた冷蔵庫内にヒーター!

 偶々テレビを見ていて、北海道の足寄郡(あしょろぐん)陸別町(りくべつちょう)が
「日本一寒い町」
 であることを初めて知った(苦笑)。
 冬の平均気温が零下(以下マイナス)20度前後で、マイナス8度だと、
「今日は温かいね」
 だとのこと。

 シベリア抑留問題に関心がある私としては、日本一寒いというので、ついつい見入ってしまったのだが、過去、マイナス28.8度を記録したことがあるという。
 零下25度は普通だそうで、九州生まれの私には、それがどんな寒さなのかどうもイメージがわかないのだが、牧畜業が盛んなこの町では、生まれたばかりの子牛には、なんと服を着せて、さらには遠赤ヒーターで暖めて育てるのだという。
 また、酒屋さんには、ビールを入れた冷蔵庫があるのだが、あまり寒い日には、外気温と同じになるとビールが凍るので、ビールの入った冷蔵庫にヒーターを入れて温めて、5~6度を維持するのだそうである。
 当然、暖房費がかかる(笑)。
 大人だと我慢できる寒さでも、子どもは駄目だそうで、子供がいる家庭の暖房費は月15~16万円にもなるとのこと
 暖房を消して床に就くと、朝起きたら、掛け布団の手前、つまり口や鼻に近い掛け布団部分が凍っているという(笑)。

 ちなみに、シベリアの冬はというと、マイナス40~50度は普通で、オイミャコン(ロシア・サハ共和国の北東)ではマイナス73度という人間が居住可能な場所における最低気温を記録している。
 マイナス50度以下だと、釣りあげたた魚は、外気に触れるとすぐに凍るそうであるし、もちろん、最近やウイルスは生存できないという。
 陸別町は、冬の暖房費を稼ぐだけでも大変だ。

■誰であれ、不安感など感じたくもないので、不安の兆しが生じた途端、無意識の内にその感情を抑圧してしまっているはずなのだ
 
 前回の続きは、次回に是非。
 以下、さわりだけ(苦笑)。
 漠然とした不安感は、日常的に自覚することは少ないかもしれないが、常に私たちの心の奥に潜み、私たちを刺激し続けているのである(苦笑)。
 誰であれ、不安感など感じたくもないので、不安の兆しが生じた途端、無意識の内にその感情を抑圧してしまっているはずなのだ 。
 それが、逆境に身を置いたときに、否応なしに表面化してきて、それこそ不安の塊になるのである。
 このことが契機となって、うつ病になっていくと思われる。


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