■重曹は、ヨーロッパでは、胃酸過多を抑える医薬品として開発されている

 
13日(木)である。
 午後5時半頃に、都営三田線の「白山」駅前の中地クリニックへ。
 このところ、体調が悪かったので診てもらった。
 検査結果は、1週間後である。
 中地氏にご教示頂いた話の中に、驚きの発見があった。
 胃が不調なので、もらった薬は、
「炭酸水素ナトリウム」 
 であった。
 言い換えれば、
重曹
 である。
 お掃除に、洗濯に使うことは知っていたが、薬にもなっているとは(驚)。
 中地氏の話によれば、ギリシアでは、今でも、この重曹を、胃薬として使っているのだとのこと。
 以下、参考までに、ネットで調べてみた重曹についてのこと。

「重曹は、炭酸水素ナトリウム、重炭酸ソーダなどとも呼ばれる安全性の高い化学物質だ。温泉や湖底に沈んだミネラル分に含まれ、天然資源としても豊富だ。・・・(中略)・・・
 ヨーロッパでは、胃酸過多を抑える医薬品として開発されている。・・・(中略)・・・
 血液中のpHバランスを保つ重曹は、軽い胃酸過多や胸焼けで酸性に傾いた胃の中のものを中和する。忘年会などのお誘いも多くなるこの時期、調子が悪いときは、水120ccに重曹小さじ1/2を溶かして飲むとよい」

 他、目薬、歯磨き粉、口内炎にも効果があるようだ。
 ちなみに、口内炎には、
「お湯1/2カップに重曹小さじ1を溶かし、口をすすぐと、バクテリアを中和し痛みが和らぐ」
 とある。
 また、髭剃り・むだ毛処理に は、
「水1カップに重曹大さじ1を溶かして、髭剃りの前後に顔を洗うと、かみそり負けの痛みを和らげる。足のむだ毛そりで洗う水としてもおすすめ」 
 とあった。

■久々に2丁目の「ペンペン草」へ。

 話を戻す。
 近くのジャズ・スナック「映画館」で院長の中地享氏を待って、近くの和食の居酒屋へ席を移す。
 中地氏とは、たぶん6~7年ぶりの小宴である。二十歳頃に御縁を戴いて以来、ずっと応援してきて下さった方だ。
 皇室、政治(吉田茂、プラザ合意etc)、クラシック音楽と、話は多岐にわたる。クラシック音楽に大変詳しい中地氏に、いま注目の女性指揮者・西本智美のことをたずねたら、
「問題にならない(笑)」
 と一笑された。
 世界的な指揮者・小澤征爾(おざわ・せいじ)の事も、見事に一蹴されてしまう(苦笑)。
 ジャーナリストのベンジャミン・フルフォード的な話も出て、私が普段触れない世界の話なので大変興味深く拝聴させて頂いた。
 クリストファー・ラッシュ『反逆のエリート、現代民主主義の病い』(新曜社)を薦められる。

 タクシーを拾い、二人で新宿へ出る。
 久々に2丁目の
「ペンペン草」 
 へ。
 私は、5~6年ぶりかもしれない。
 店内は綺麗になっていたし、店主のヒロシは私などよりずっと元気そうで、ちょっと驚いた。
 居合わせたクラシック音楽ファンの男性と話に花が咲く。
 気づいたら、11時を回っていた。
 中地氏にご馳走になったお礼を述べて、新宿駅までタクシーで送ってもらい、大宮まで行ければしめたものと帰路を急ぐ。
 大宮まで辿りついたら、有難いことに、川越線が遅れてるとのことで、ぎりぎりセーフで最終に乗れた(嬉)。
 

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