■「結婚しないで、結婚しなかったことを後悔するより、結婚して後悔する方がまだいい」

 10日(月)である。
 懐かしい言葉に再会した。
 偶々、
『花より男子(だんご)ファイナル』(監督・石井康晴)
 という映画を付けっぱなしで仕事をしていたのだが、その中で主人公のカップルの井上真央演じる牧野つくしが口にした言葉である。

「辛いこと悲しいことは、二人で分けあって半分になって、楽しいこととか嬉しいことは、二人で喜んで2倍になるね」(脚本・サタケミキオ)

 この言葉、出典は不明だが、かつて私が30歳前後の頃、結婚式の司会をプロとして手掛けさせて頂いていた時に、何度か口にさせて頂いたことがあった。
 私自身、バツ2で、事実婚を含めればバツ3の身なのだ。
 そんな私を結婚相手に選んでくれた妻や妻の御両親には、ひたすら感謝しかないのだが、この言葉をつくづく実感している今日この頃である。
 以下は、私の実体験から出た言葉である。

「結婚しないで、結婚しなかったことを後悔するより、結婚して後悔する方がまだいい」

■「智・仁・勇の三者は天下の達徳なり」

 好きな人に、
「好きだ」
 と告白するのには勇気がいる。
 結婚を申し込む場合にも、また勇気がいる。
 私は、何度も勇気を振り絞ってチャレンジしてきた。
「当たって砕けろだ」
 と思って、結果、砕けたことも何度もある(苦笑)。
 男女問題であれ仕事であれ、勇気がないと、道は開けないのだ。
『中庸』
 に
「智・仁・勇の三者は天下の達徳なり」
 とある。
「智恵と思いやりと勇気こそ、万人が修めるべき徳である」
 という意味だ。
『オズの魔法使い』
 でいう
「知性・ハート・勇気」
 とほぼ同じであろう。
 勇気は、とても大切な徳目の一つなのである。 


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