■「一番弱い奴、上から来るんです、〈どうなんだ、オイ〉と。そこそこの奴、下から来るんです、技術で・・・、一番強い奴、真っ直ぐ来るんですよ」
11日(土)の「姚江(ようこう)の会」での石田智裕(ともひろ)氏の講演は、大袈裟のもの言いではなく、大好評の内に幕を閉じた。と言うのも、どの程度の好評ぶりなのかは、講師のお話が終わった時の拍手の大きさで了解されるからだ。
私のブログを見たと言って、伴瀬(ばんせ)氏がご参加下さった。住所を聞いて驚いたのだが・・・、栃木県日光市にお住まいだとのこと。
この日は3名の方から欠席のお返事を頂いており、6時半に始まったが、予定をオーバーして、8時15分頃迄聞かせて頂いた。
その後は、忘年会を兼ねて、駅前の居酒屋へ。いつもの居酒屋が満員で、近くの養老の滝に落ち着いた。2名帰られて、懇親会に参加できたのは、私と石田氏を入れて8名である。
以下、ほんのさわりだが、紹介させて頂く。
この時の冒頭の言葉がまた良かった。〔 〕内は、筆者(私)の補足である。
石田「僕は正直に言うと、大人相手にこういう話をするのは、凄い嫌なんですね。
学校に行って感じたんです。
まず、学校の先生がですね、もう、上から見てくるんです。〈こいつ、この大学生、何この大学生〉
と・・・、で、僕が過去を話すと、
〈いやーっ、感動しました。感動しました〉
と、もー、これが激しいんです。
僕は、不良で、喧嘩ばかりしてきて、馬鹿なんですけど、一番弱い奴、上から来るんです、
〈どうなんだ、オイ〉
と。
そこそこの奴、下から来るんです、技術で・・・、一番強い奴、真っ直ぐ来るんですよ。
なかなか、今、真っ直ぐ来る奴、いないっすね。大人もいないっすね。それで学校の先生、大人と大差ないですね。
逆に、子供はちゃんと、生徒は、真っ直ぐに聴いてくれて、〔私の講演を聞いて書いてくれた〕感想文〔の内容も〕も凄い真っ直ぐなんですね。それが、凄い良くて・・・、寂しいなあって感じましたね、学校の先生には」
林田「良い話だ、いきなりいい話だね(笑)」
石田「(笑)」
本当に、お世辞抜きに、実にいい体験談であった。
私自身、何度が、落涙しそうになっていた(苦笑)。
この続きは、次回に、と思うのだが、まだ当人から、たとえ一部といえども公開の了解を得ていないので、それからということにさせて頂く。
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