■湖に投げた小石の波紋が、次第に大きく広がっていくように、目には見えないが、私たちの言動は、確実に世界に影響を与えているのだから
稀に見る親孝行者で、苦学して成績もトップクラスだったという在日インド人の大学生がいじめで自殺していたというニュースには、私も流石に驚いた。
それも、彼が在籍していた追手門学院大学では、その事件をこれまで数年間にわたってうやむやにしてきたというではないか。
一日も早く、事件の全容解明をして欲しい。
マスコミは、こういう時のためにあるのではないだろうか。
「いじめは絶対に許してはいけない。私にできることを」
という思いで、いじめ問題にこれまで以上に関心を持って欲しいので、こうして書かせて頂いている。
湖に投げた小石の波紋が、次第に大きく広がっていくように、目には見えないが、私たちの言動は、確実に世界に影響を与えているのだから。
被害者のみならず、いじめの加害者も、いじめ自殺に追い込むことで家庭崩壊に陥るのだから、父兄は心すべきであろう。
■私たちは、決して一人では生きていけない
さて、歴史や東洋思想について書くつもりが、今回の小6女児いじめ自殺事件を契機に、ついついいじめ問題のオンパレードとなってしまった(苦笑)。今後は、教育と同じくらいに、歴史、東洋思想にウエイトを置くつもりである。
私も気をつけてきたが、どうか、いじめ問題にも、政治にも、どうか見て見ぬふりをしないで頂きたい。
中でも、無関心は、言語道断である。
何故なら、私たちは、決して一人では生きていけないからだ。米作りをする人、政治家になって働いてくれる人、魚をとってきてくれる人、色々な人たちがいるおかげで、今の私たちの生活ができているのだ。
本当は、
「おかげさまで」
との感謝心で生きるべきなのだ。
以下は、在日インド人学生いじめ自殺に関する「産経ニュース」からの関連記事である。
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インド人学生いじめ自殺、再調査へ 大学「見舞金30万円で合意」
2010.8.31 13:59
追手門学院大(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が学内でいじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、松本直樹副学長が31日記者会見し、学生へのいじめがあったかどうかについて再調査することを明らかにした。
会見の冒頭、松本副学長は
「世間をお騒がせするようなことになり、誠に申し訳ありません」
と陳謝したが、
「報道されたような遺書は確認していない。私が把握する限り、(遺族から)いじめについて調査の要望があったとは聞いていない」
と説明した。
大学によると、学生の母親から昨年11月に
「学長に会いたい」
との要望があり1回面談。
今年2月に見舞金として30万円を渡し、合意書を交わしたという。
松本副学長は
「当時の学長、副学長に話が聞けておらず、面談の内容は把握していない」
と釈明。
「明確ないじめが疑われる状況ではなかったと聞いている」
と述べた。
一方、遺族側は申立書で
「大学に原因の調査を依頼したが説明はなく、大学は責任追及することを意図的に困難にさせようと図った」
と主張している。
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「大学は調査せず隠蔽」 “いじめ自殺”問題 担当教授が証言
2010.9.30 01:37
追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子大学生=当時(20)=が大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺した問題で、大学生のゼミ担当教授が産経新聞の取材に応じ、
「大学側はいじめ自殺の可能性が高いことを把握しながら調査せず隠(いん)蔽(ぺい)した」と証言した。大学側が産経新聞の報道直後に行った記者会見で
「遺書は確認していない」
と主張したことについても、
「遺書は複数の幹部に見せており、大学側は故人や遺族のためにも真実を語るべきだ」
と訴えた。
この問題は平成19年6月、当時3年だった大学生が神戸市の自宅マンションから飛び降り自殺。
遺書やメールには大学でのいじめを強く示唆する文面が記されており、遺族は調査を要望したが、大学側は3年以上放置した。
遺族は今年8月、大阪弁護士会に人権救済を申し立てた。
ゼミ担当教授は取材に対し、
「遺族から見せられた遺書やメール、遺族が大学生の友人から独自に聞き取った話によると、大学生が大学でいじめを受け、それが自殺原因の一つになった疑いが強い」 と証言した。
その上で
「遺族から調査してほしいという意向を受け、学部長らに口頭やメールで何度も伝えたが、対策会議を開くばかりで事実上放置された」
と語った。
さらに大学側は相談した弁護士からも
「調査すべきだ」
と進言されたにもかかわらず、
「セカンドオピニオンが必要」
と主張。
別の弁護士の「調査不要」との意見を採用したといい、
「まるで調査しない口実を探しているようだった。最終的に私は遺族に会うことも禁じられた」
と語った。
また大学側は8月末に産経新聞の報道を受けて開いた記者会見で、
「明確ないじめが疑われる状況ではなかったと聞いている」
と説明したが、自殺の半年後に学部長が作成したメモには
「いじめによる自殺を強く示唆」
との記述があった。
大学側は
「遺書は確認していない」
とも主張したが、ゼミ担当教授は
「学部長には遺書を見せ、対策会議で約10人の幹部にも見せた」
と訴えた。
産経新聞の取材に対し、松本直樹副学長は
「現在、調査委員会を設置して調査中なので、何もお答えできない」
と話した。
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以下は、いじめ問題に関するその他の記事である。「産経ニュース」からである。今回は未遂に終わったが、以下にあるような、いじめへの仕返し事件は、今後さらに増えるに違いない。
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「小中高のいじめに反撃する」自宅や勤務先に爆発物隠し持っていた作業員を逮捕 ノートには「皆殺し」
2010.10.7 12:37
爆発物を自宅や勤務先に隠し持っていたとして、警視庁は7日、爆発物取締罰則違反容疑などで、埼玉県東松山市西本宿、作業員、高橋暢容疑者(27)を逮捕した。
調べに対し、高橋容疑者は
「小中高校でいじめられ、反撃するためだ。自分に敵意を持っている人をやっつけようと思った」
などと供述している。
高橋容疑者宅からは
「皆殺し」
などと記されたノートが押収された。
逮捕容疑は、19年10月~今年3月にかけ、他人に危害を加える目的で、爆発物の原料となる過酸化水素約470ミリリットルや、爆発物を使う際に必要な黒色火薬約計80グラムを自宅や勤務先で所持した上、無許可で手製の煙幕弾を製造したとしている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「気絶した振りしてんじゃねえ」後輩に重傷負わせた中学生逮捕 東京・町田
2010.11.4 12:18
後輩の頭を壁にぶつけるなどして大けがをさせたとして、警視庁少年事件課と町田署は傷害の疑いで、東京都町田市の市立中学3年の男子生徒(15)を逮捕した。
同課によると、男子生徒は
「調子に乗ってやってしまった。やらなければ周りにバカにされると思った」
と供述しているという。
逮捕容疑は、9月3日午後1時5分から約10分間、同級生の男子生徒(15)と共謀して、学校の校舎内で、同校の中学2年の男子生徒(14)に対して、
「気絶した振りしてんじゃねえよ」
と言いながら、頭を壁にぶつけたり、腹を踏みつけるなどして、鼓膜を破るなど2カ月の重傷を負わせたとしている。
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稀に見る親孝行者で、苦学して成績もトップクラスだったという在日インド人の大学生がいじめで自殺していたというニュースには、私も流石に驚いた。
それも、彼が在籍していた追手門学院大学では、その事件をこれまで数年間にわたってうやむやにしてきたというではないか。
一日も早く、事件の全容解明をして欲しい。
マスコミは、こういう時のためにあるのではないだろうか。
「いじめは絶対に許してはいけない。私にできることを」
という思いで、いじめ問題にこれまで以上に関心を持って欲しいので、こうして書かせて頂いている。
湖に投げた小石の波紋が、次第に大きく広がっていくように、目には見えないが、私たちの言動は、確実に世界に影響を与えているのだから。
被害者のみならず、いじめの加害者も、いじめ自殺に追い込むことで家庭崩壊に陥るのだから、父兄は心すべきであろう。
■私たちは、決して一人では生きていけない
さて、歴史や東洋思想について書くつもりが、今回の小6女児いじめ自殺事件を契機に、ついついいじめ問題のオンパレードとなってしまった(苦笑)。今後は、教育と同じくらいに、歴史、東洋思想にウエイトを置くつもりである。
私も気をつけてきたが、どうか、いじめ問題にも、政治にも、どうか見て見ぬふりをしないで頂きたい。
中でも、無関心は、言語道断である。
何故なら、私たちは、決して一人では生きていけないからだ。米作りをする人、政治家になって働いてくれる人、魚をとってきてくれる人、色々な人たちがいるおかげで、今の私たちの生活ができているのだ。
本当は、
「おかげさまで」
との感謝心で生きるべきなのだ。
以下は、在日インド人学生いじめ自殺に関する「産経ニュース」からの関連記事である。
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インド人学生いじめ自殺、再調査へ 大学「見舞金30万円で合意」
2010.8.31 13:59
追手門学院大(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が学内でいじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、松本直樹副学長が31日記者会見し、学生へのいじめがあったかどうかについて再調査することを明らかにした。
会見の冒頭、松本副学長は
「世間をお騒がせするようなことになり、誠に申し訳ありません」
と陳謝したが、
「報道されたような遺書は確認していない。私が把握する限り、(遺族から)いじめについて調査の要望があったとは聞いていない」
と説明した。
大学によると、学生の母親から昨年11月に
「学長に会いたい」
との要望があり1回面談。
今年2月に見舞金として30万円を渡し、合意書を交わしたという。
松本副学長は
「当時の学長、副学長に話が聞けておらず、面談の内容は把握していない」
と釈明。
「明確ないじめが疑われる状況ではなかったと聞いている」
と述べた。
一方、遺族側は申立書で
「大学に原因の調査を依頼したが説明はなく、大学は責任追及することを意図的に困難にさせようと図った」
と主張している。
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「大学は調査せず隠蔽」 “いじめ自殺”問題 担当教授が証言
2010.9.30 01:37
追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子大学生=当時(20)=が大学でいじめを受け続けたとする遺書を残して自殺した問題で、大学生のゼミ担当教授が産経新聞の取材に応じ、
「大学側はいじめ自殺の可能性が高いことを把握しながら調査せず隠(いん)蔽(ぺい)した」と証言した。大学側が産経新聞の報道直後に行った記者会見で
「遺書は確認していない」
と主張したことについても、
「遺書は複数の幹部に見せており、大学側は故人や遺族のためにも真実を語るべきだ」
と訴えた。
この問題は平成19年6月、当時3年だった大学生が神戸市の自宅マンションから飛び降り自殺。
遺書やメールには大学でのいじめを強く示唆する文面が記されており、遺族は調査を要望したが、大学側は3年以上放置した。
遺族は今年8月、大阪弁護士会に人権救済を申し立てた。
ゼミ担当教授は取材に対し、
「遺族から見せられた遺書やメール、遺族が大学生の友人から独自に聞き取った話によると、大学生が大学でいじめを受け、それが自殺原因の一つになった疑いが強い」 と証言した。
その上で
「遺族から調査してほしいという意向を受け、学部長らに口頭やメールで何度も伝えたが、対策会議を開くばかりで事実上放置された」
と語った。
さらに大学側は相談した弁護士からも
「調査すべきだ」
と進言されたにもかかわらず、
「セカンドオピニオンが必要」
と主張。
別の弁護士の「調査不要」との意見を採用したといい、
「まるで調査しない口実を探しているようだった。最終的に私は遺族に会うことも禁じられた」
と語った。
また大学側は8月末に産経新聞の報道を受けて開いた記者会見で、
「明確ないじめが疑われる状況ではなかったと聞いている」
と説明したが、自殺の半年後に学部長が作成したメモには
「いじめによる自殺を強く示唆」
との記述があった。
大学側は
「遺書は確認していない」
とも主張したが、ゼミ担当教授は
「学部長には遺書を見せ、対策会議で約10人の幹部にも見せた」
と訴えた。
産経新聞の取材に対し、松本直樹副学長は
「現在、調査委員会を設置して調査中なので、何もお答えできない」
と話した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以下は、いじめ問題に関するその他の記事である。「産経ニュース」からである。今回は未遂に終わったが、以下にあるような、いじめへの仕返し事件は、今後さらに増えるに違いない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「小中高のいじめに反撃する」自宅や勤務先に爆発物隠し持っていた作業員を逮捕 ノートには「皆殺し」
2010.10.7 12:37
爆発物を自宅や勤務先に隠し持っていたとして、警視庁は7日、爆発物取締罰則違反容疑などで、埼玉県東松山市西本宿、作業員、高橋暢容疑者(27)を逮捕した。
調べに対し、高橋容疑者は
「小中高校でいじめられ、反撃するためだ。自分に敵意を持っている人をやっつけようと思った」
などと供述している。
高橋容疑者宅からは
「皆殺し」
などと記されたノートが押収された。
逮捕容疑は、19年10月~今年3月にかけ、他人に危害を加える目的で、爆発物の原料となる過酸化水素約470ミリリットルや、爆発物を使う際に必要な黒色火薬約計80グラムを自宅や勤務先で所持した上、無許可で手製の煙幕弾を製造したとしている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「気絶した振りしてんじゃねえ」後輩に重傷負わせた中学生逮捕 東京・町田
2010.11.4 12:18
後輩の頭を壁にぶつけるなどして大けがをさせたとして、警視庁少年事件課と町田署は傷害の疑いで、東京都町田市の市立中学3年の男子生徒(15)を逮捕した。
同課によると、男子生徒は
「調子に乗ってやってしまった。やらなければ周りにバカにされると思った」
と供述しているという。
逮捕容疑は、9月3日午後1時5分から約10分間、同級生の男子生徒(15)と共謀して、学校の校舎内で、同校の中学2年の男子生徒(14)に対して、
「気絶した振りしてんじゃねえよ」
と言いながら、頭を壁にぶつけたり、腹を踏みつけるなどして、鼓膜を破るなど2カ月の重傷を負わせたとしている。
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