今からさかのぼること約10年。
仕事を始めてから初めてパスポートを申請することになった。仕事の関係で海外に行かなくてはいけなかったから。といっても、ほぼバカンス。
初めての海外は韓国。当時の私は海外にはほとんど興味もなく、韓国?近いの?遠いの?日本語通じるの?食べ物美味しいの?じゃー行く~♪ そんなお子様な感覚で飛んでいきました。
記憶は乏しいが、楽しかった韓国旅行。
パスポート作ったことだし、せっかくならどんどん海外行かないとこのパスポート無駄じゃん☆という変な理由付けで海外旅行にハマる。でも行くのは3、4日で行けるアジア圏ばかり。いつかは遠くの国を旅してみたいなーなんて夢を描き、数年後、私は私の人生を左右する衝撃の出会いを果たすのである。

出会い その1
飛行機の中で、隣に座った老夫婦「旅は借金してでもしなさい」
破産するまで遊べ、という意味ではもちろんないですよ。若いうちに、元気に動けるうちに旅行は行っておきなさい、結婚・出産すると20年くらいは行けなくなるし、年を取ると遠くへは行きづらくなる。お金は後から稼いで返せば良いのよ、若いんだから。
20代前半の私の脳裏に焼き付くお言葉でした。さすがに借金してまで旅行はしていませんが、行かなくちゃ!!という思いはこの言葉があってから。

出会い その2
仕事を辞めるかどうかの瀬戸際、支えになったのが、とあるテレビ番組。ローカル旅番組とでも言っておこうか、私も同じ場所にいつか立ってやる!!と私の熱い想いは燃え上がり、国内はもとより、とうとうヨーロッパへと飛び立つ。その後、兄からは「影響受けやすい人は変なテレビは観るな!」と叱咤。私的には「世界ふれあい街歩き」なんかもちょー憧れなのでいつかやってみたい♪ビデオカメラ片手に女子一人歩くのは海外ではリスキーなので控えるけどね。

その後、旅には英語力が必要だと勉強を始め、外国人と友達になり、すったもんだありーの、今の彼 通称:ピーちゃん と出会う。