いらっしゃいませ
メープル☆のにようこそ
こんにちは

またまた間が空いてしまいました(^_^;)
Part1よりさらに“あらすじのみ”みたいになってますし、ますますうろ覚え
内容がどんどん怪しくなってゆくし
それでも、この作品が、役者さんたちが、愛おしくて愛おしくて
(まだ役者さんに関してはちっとも語れていませんが(^^ゞ)
もう完全に『私的なメモ書き』のようなものですから。
せっかくお訪ねくださった方には申し訳ありませんが
みなさんど~ぞUターンで。。。m(__)m


とりあえず
☆第二幕☆

第一幕の始まりと同じ場所。
きらびやかな光の中、電動車椅子のアーウィン先生の後ろには大きく名前が映し出されている。
「Stephane Irwin」
かたわらにはTVカメラマンとディレクターらしき人が。。
アーウィン先生は政府の役人になっていて、やはりエンターテインメント重視な?!レクチャーを撮影している模様。
「今のはちょっと。。。“先生みたい”で高圧的でしたね、もう一度お願いします」と撮り直し。
そこへ下手から、ふらりと現れるポズナー。
ポズナーの存在を眼の端に止めた途端、明らかに動揺して言い淀むアーウィン先生。
様子を察して「ちょっと休憩しましょう」出ていく局員たち。

ポズナーとアーウィン先生
明らかに嫌そうなアーウィン先生と感情の見えないポズナー、二人の会話から見えてくること。
アーウィン先生とへクター先生の何らかの記事をポズナーが雑誌社に売った。
ポズナー:「あの内容なら、あなたに不利はないでしょう?あなたサイドの取材もさせてもらえませんか?」
アーウィン先生:「やめてくれ!一体、誰のさしがねなんだ?」
ポズナー:「僕の“カウンセラー”に勧められたんです。」
アーウィン先生:「何も話すことは無い!ポズナー、ポケットに録音機を持っているのか?やめろ!もうやめてくれ!!」

回想シーン
教室に生徒たちと授業をシェアすることになったアーウィン先生とへクター先生
生徒たちは二人の先生を前に、皮肉たっぷりに騒ぐ。
「僕たちは今、一体どっちの先生の生徒?どちらの生徒かはっきりさせてくれなきゃ!それによって、答えの出し方を変えなきゃいけないんだから。」
さすがに頭脳明晰な生徒たちばかりならではのはしゃぎようをする。

授業題材「ホロコーストについて」
(ホロコースト:ナチス政権とその協力者によるユダヤ人、他民族、同性愛者への迫害および殺戮)
へクター先生
「ホロコーストについてだと?そんなことを我々教師が教えられるのか?いや、教えるべきなのか?」
アーウィン先生
「単なる歴史的事実ですよ。切り口の問題だ。修道院解体を行ったヘンリー8世からアプローチする方法もある」
へクター先生
「修道院解体とホロコーストを同等に語るなど、馬鹿げている」
アーウィン先生
「近すぎる歴史は死角になって見えにくいもの。歴史の解釈など、どんどん変化していくものです。」

生徒たちは二人の先生たちのやりとりを聞いて、茶化しだす。
「ホロコーストを学ぶにはどうするんだろ?」
「そりゃバスで記念館を見学に行くんだろ?」
「昼食はどこで食べるんだい?」
「う~ん、資料館かな?」

へクター先生は“豊かな人生を送るために”教えてきたつもりの諸々のことが、ただ面白、可笑しく、言葉遊びとしてのみ使われることにショックを受け、絶望し、生徒に背を向けてピアノの前で涙を流す。
「私はこんなことのために、ここで人生を過ごしてきたのか!!」
へクター先生の普段と違う、意気消沈した様子に生徒たちは動けなかった。
ポズナーだけがへクター先生をそっと労わった。

校長とドロシー先生
校長の口から“へクターの悪戯”の内容を聞かされるドロシー先生
「妻が目撃したのだ。へクターがバイクの後ろに乗せた生徒の股間を触っているところを!こんなことを延々と続けていたとは。。彼には辞めてもらうしかない」
かねがね受験体制に協力的ではないへクター先生を辞めさせたかった校長はこのセクハラ行為が彼を辞職に追い込む大義名分になることを喜んでいる。

ドロシー先生の独白
先生も生徒もみんな自分には打ち明け話を持ってくる。
それは私を頼りにしているのじゃない。
私が「女だから」だれにも言わないだろうと考えている。
ずいぶん馬鹿にした話だけど。。そうとらえられているのは事実なの。
怒りと悲しみと。。それでも事実を受け止めている表情のドロシー先生。

しばらくして
ユダヤ人であるポズナーの両親から抗議の手紙が着て慌てる校長。
ポズナーの一族は「ホロコーストについて」の授業の様子をポズナーから聞いて怒り心頭の様子。
さらに、ポズナーが「ホロコーストについては。。単なる歴史上の事実だ」とした発言におじが彼をぶったという事実をポズナーの口から聞き、動揺するアーウィン先生。
「さすがにドライに語り過ぎたようです」と。。
思春期でありながら、素直なポズナーは色んな話を両親に語るし、ホロコーストについては特に敏感なユダヤ人一族。

そんな事件が起こっていることも知らないデイキンはスクリップスに告げる。
「あ~俺はアーウィン先生が好きだなぁ。アーウィンも俺のことを好きにならないかなぁ」
へクター先生とは違う、斬新とも思える指導をするアーウィン先生に惹かれていくデイキン。
フィオナとはますます進展していることを告げながら。。。

受験のための模擬面接に臨む生徒たち
試験官役のアーウィン先生、へクター先生、ドロシー先生を前にしどろもどろのラッジ。
ラッジのことを頼りなく思うドロシー先生は彼に向って言い切る。
「私が守ってあげます」
ドロシー先生の母性的な優しさからの発言でしょうか。

そしてさらに彼女は言う。
今更だけれど、試験官にも女性はいるかもしれないわ。
でも女性の歴史学者がなかなか出て来ないのは
女にとって歴史とは浮かれ騒ぐようなことじゃないからよ!
本当に男はずるがしこい。
男にとって歴史なんてどうにでもみせられるものなのよ。
彼女の発言からは当時の女性の立場が弱かったことがしのばれる。

学校からの帰り道のデイキンとアーウィン先生
「アーウィン先生は(ケンブリッジ大学)コーパス(カレッジ)出身なんでしょ?幸せだった?そこで。」
「あ、あぁ」
「僕たち。。幸せになれる?」
この問いかけに明らかにあたふたするアーウィン先生。
デイキンが言っている“僕たち”が生徒一般の話なのか、アーウィンと自分の話なのか、どちらにでもとれる様な、とても思わせぶな話しかけ方や表情、態度をとる。

陰からそっと覗く生徒たちを意識しながら、さらに言い募るデイキン。
「歴史はどんな風に、どんな事件で起きると思いますか?行動する、事態を起こすから。。。起きるんだ!」
見つめあうデイキンとアーウィン先生。
どんどん間を詰めて行くデイキン。

「と、ところで、面接の主張は何を選んだんだね」
「ん?ターニングポイントにしました。」
「そ、それは良い主張を選んだね!」と、先生らしさを前面に押し出して、話題を変えるアーウィン先生。

卒業写真撮影のために集まる生徒と先生たち
へクター先生とドロシー先生を中心にして(アーウィン先生は後ろの端っこで)生徒たちが思い思いのポジションを決め、まさに撮影の瞬間。
校長がカメラ前に立ちふさがる。
改めて校長が真ん中に陣取り、シャッターをへクター先生に押させようとする。
「それじゃ、へクター先生が映りません」生徒からのブーイングにも耳を貸すことなく
「それでいいんだよ。これは学校のための写真なんだから」と平気で言う校長。
「(へクター先生の映らない)学校のための卒業写真」が出来上がる。

校長に呼ばれる3人の先生たち
アーウィン先生とドロシー先生
ドロシー先生の口からへクター先生が辞めさせられることを聞くアーウィン先生。

へクター先生とアーウィン先生
「生徒のせいで胸が痛くなったことはありますか?」
「生徒とのつきあいは長年の間にすっかり仕事になってしまったよ。胸を痛めたとしても、それさえしばらくすると免疫が出来ていく。生徒は次から次へと去って行くんだ。目の前を通り過ぎて行く列車のように。」

ドロシー先生とへクター先生
「来年、私が辞めた後任はアーウィン先生ですって。なぜあなたはあんな馬鹿げたこと(セクハラ)をしたの?」
「僕は生徒たちとの触れ合いを。。。」
「おさわりはおさわり!あんたは馬鹿よ!」
しかりつける言葉は強いけれど、彼を思っての叱責。
意気消沈するへクター先生を無言で笑顔で慰め、二人で去ってゆく。

長くなり過ぎたので。。。Part3に続きます。。。たぶん(^^ゞ