さて今宵は遅い更新になりました


ラストに向かって…
いよいよ幸村も一直線に家康に向かおうとするが、
ここで初めて才蔵より
「父を殺せるのか?」
と問われる
驚く幸村
この「伊智さん」のさらりとした問いには
こちらもビックリでした![]()
その事実をずっと胸にしまい、苦しみながら真田家で生きて来たから
しかし十勇士たちは事情を知った上で幸村を信頼して共に戦っていた
最初は幸村を疎ましく思っていた小助にも
全幅の信頼をおかれるようになった
幸村の喜びはいかばかりだっただろう
まさに人と人の絆
信繁公がみんなを愛し、みんなが信繁公を愛し、
一つの家族になったように幸村も真田家の家族になっていた
すっかりわだかまりも後顧の憂いも無くなって
幸村はどんなにスッキリとしたことでしょう![]()
そして真田家の信繁公と十勇士の功名を後世に伝えるため
桔梗が生き残るよう命じられる
桔梗にとっては苦渋の任務だが殿のため、
仲間のため生き抜く決意を決める
みんなと一緒に行けない(逝けない)無念さを
押し殺して納得する「鳥越さん」が可哀想![]()
まずは佐助と才蔵を本陣に送り込み家康に迫るが
二人とも首には届かなかった
「慈五郎さん」と「伊智さん」の壮絶な殺陣![]()
絡む方々も大変でしょう![]()
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幸村たちも一直線に本陣に向かった
善戦虚しく次々と倒されていく
望月六郎、根津甚八、筧十蔵、海野六郎たち
「久高さん」人生2度目の時代劇とは思えない動きでした![]()
「大穂さん」ものすごく身軽な二刀流の使い手
(さらに片手は逆手とか)がかなり目立ってました![]()
「十目治さん」の舞台せましと、あらゆるところを駆けまわっての
軽やかな殺陣はさすがです![]()
「有田さん」の小柄なお姿が大きく見えました![]()
幸村を家康のもとに送るべく小助と鎌之助は、楯になろうとする
幸村を行かせようとする小助と躊躇する幸村は固く抱き合う
「俺は…」と言いかける幸村に
「言うな!お前は良くやった」と小助
このシーンには![]()
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「恋太朗さん」の良く響くお声が胸に迫りました
そして小助と鎌之助は自らを「我こそは真田信繁なり」と名乗り注意を引き付ける
必死に頑張る「大気君」と「恋太朗さん」が切なく。。。
幸村隊の壊滅で総崩れになってゆく大坂方
大野治長とお鶴に千姫を託して逃がし
最期の覚悟を決めた秀頼と淀殿
燃えさかる炎の中で
「さ、共に父上様のもとに…」
と自害して果てた
立派に成長した秀頼とともに二人だけで死して往けるのは
淀殿には幸せだったかもしれない
「市野さん」は女主から母に変わって行く様を
「山崎さん」はどんどん男らしくなって行く様を
見事に見せてくださいました![]()
そしてラストシーン
瀕死状態で槍や刀を振り回しながら、あと一息で家康、
いや父の元に手が届くところまでたどり着く
きっと父も幸村がやって来ることを待っていたことだろう
喜んで刀を抜く家康
「永澤さん」の嬉しそうな様子がすべてを物語ってくれました![]()
しかし親子が刀を交えることなく
斬られる幸村
家康が人払いをし親子二人だけになり
十郎兵衛の胸に抱かれ、顔の血を拭われる幸村
その死の間際ににやっと呼びあえる親子
やはりどんなに離れていても憎みきれなかった
『親子』
であったに違いない
「重さん」と「永澤さん」。。。
やっぱりいいコンビですね~![]()
その凄まじい戦闘ぶりは
「真田、日本一の兵(つわもの)」と徳川方にも絶賛された
【真田幸村】
この『真田黙示録』の中では
色々な人と絆で結ばれた
とびきり幸せな武将だったのかもしれない
おしまい
我ながら長っ

相変わらず、まとめる能力の無さを露呈
さて、嘆いていても仕方ないので
観劇記①から感想や印象に残ったことなどを
さしはさんで加筆編集したいと思います
あ、ここ違ってるよ
とか、ここ足した方が良い
がありましたら
メッセージ頂けると助かります
①~④まで…
いつ終わるかなぁ

