今夜も引き続き…
大坂夏の陣へ
大坂城の二の丸、三の丸を取り壊すという講和条件には
誰がどのように行うということが明示されていなかった
豊臣側は内堀を埋めるのは大坂方と勝手に解釈し、
ぐずぐずと引き延ばして時間かせぎをしようとしたが
家康側は外堀ばかりか二の丸、三の丸まで埋めてしまった
これは講和条件に反すると抗議したが、家康は無視
怒った大坂方は再度挙兵の準備を始め、
家康はそれを和平にそむく行為として夏の陣へなだれ込んで行く
豊臣方内部では幸村の指示を浮け、桔梗が秀頼の自立心をあおる
何気なく、さりげなく秀頼に「幸村様がお褒めでしたが。。。」と
さらりと伝える「夕幾子さん」の言葉が効果的![]()
これが効を奏して秀頼が幸村に問う
「勝てるだろうか」と…
幸村は胸ぐらを掴んで突き放し
「定めのない世のなかで、一日先はしりませぬ。
我々のことなどは、浮世にあるものと思わないでください」
との言葉をぶつける
「重さん」のこの言葉はパンフからの引用![]()
こんな長い台詞は憶えていられません、私![]()
この言葉は史実に残る実際に使われた言葉とか。。
これにより秀頼は初めて淀殿を振り切り
男として、豊臣家当主として立つことを決意
勝機の無い戦いに自ら突き進んで行く
しかし一方では愛しい千姫(仲西さらさん)を
祖父家康の元に帰すようお鶴(北川宏美さん)に託す
政略的縁組で夫婦となったものの
秀頼を愛する可愛い「さらさん」と
優しくしっかり者の印象の「北川さん」![]()
各地で始まった野戦
無勢とはいえこの戦いを死場所と決めた緒将の士気は家康軍より上だった
大坂方の先鋒を切ったのは毛利勝永
松平忠直を蹴散らし家康本陣へと進んだ
ちょんスー公演初参加がこの熱い舞台の「真柴さん」
ご感想はいかがでしたか?![]()
そして自らの強い意志に従い、雄々しく散る運命を選んだ
槍の又兵衛こと後藤又兵衛基次も壮絶な討死
「古森さん」の槍使い、お見事でした![]()
そして又兵衛の熱い思いが伝わって来て。。
最後に振り向くシーンでは![]()
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本丸から戦況を見ていた長曽我部盛親は後を明石、幸村に託し出陣
舞台最上段に作られた「真田出丸」のセットが迫力![]()
あんなに高い所。。。怖くなかったですか?
家康側の藤堂高虎(皆葉裕之さん)と凄まじい戦いを交え、
死に際、幸村の赤く翻る旗にいちるの望みを託して果てる
「山中さん」は静かながら内に熱い闘志を秘めた盛親![]()
「皆葉さん」は見た目も頭脳もスマートな高虎![]()
お二人の息をのむ激しい殺陣には見入ってしまいました![]()
後藤、長曽我部両者の討死の報が大坂城に届く
キリシタン武将であった明石全登は彼らの善戦に十字を切って弔いの意を表し
自らも幸村の要請に従い、「さらばで…ござる」と出陣して行く
「小松さん」は全登の哀愁と強い決意を。。。
去りゆくその背中で十分に示してくれましたね![]()
またまた明日に続きます
明日であらすじ(長過ぎ
)が終わる予定なので
①から感想等、差し込み加筆編集するつもりです
おやすみなさいませ
どうか楽しい夢をご覧ください