大腸がん(と乳がん追加) 覚え書きのブログ

大腸がん(と乳がん追加) 覚え書きのブログ

大腸がん(1年後乳がん追加)になりました。忘れっぽいので、経過をメモがわりに書きとめていこうと思います。

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1/19 術後約5ヶ月 外来受診

 

先生に会うのは久しぶり。

 

 

先生「どうですか〜」

私「傷あとが肥厚性瘢痕になったので、エクラープラスターをもらって貼ってます」

先生「あら〜…なんでだろうね。たまになる人いるんだよね。痛い?」

私「痛みはないです」

 

〜終了〜

 

いい先生なんですけど、見た目的な面にはあまり興味なさそう。

自分で情報収集しよ…

 

 

 

反対側の胸も含めエコーで見てもらい、リンパ節の腫れその他の怪しい所見はないとのことでした。

次回は術後1年の8月。

 

残った胸の発癌率が健康な人より高いので、今後10年間にわたり毎年マンモやエコーでフォローしていくそうです。

いろいろネットで調べた時に、10年を超えても再発や組織型の異なる乳がんを発症した例があるのを知りました。

大腸がんと同じく、乳がんも一生の付き合いになります。

 

 

 

最近、肩のリハビリ・歯にヒビが入り・眼圧が高いって点眼が始まり…

病気が集中していて病院通いに忙しい。

今までの怠慢な生活のツケが大きいのは確実。

 

 

今年の目標:インドア脱却するぞ〜〜〜

 

 

すっごい高い目標を立ててしまいました。

 

 

正直、傷をまじまじと見るのが嫌で、都合よくすごい近視でよく見えないのをいいことにあまり傷を直視したことがありませんでした。

 

でも、術後1〜2ヶ月過ぎくらいかな?

ぼやけてる視界の中で、なんか傷の見え方が場所によって差があるような…

勇気を出して覆っているテープを剥がし、しっかりメガネをかけて観察してみました。

 

 

傷のうち脇の下寄りの3/4くらいが肥厚性瘢痕になってるっぽい…

傷の範囲以外に広がってはいないものの、明らかに盛り上がって赤くテカテカしています。

傷自体が片胸を横断しているので、けっこう目立つ。

初めてはっきり認識した日はかなりショックでした。

胸骨に近い1/4部分は比較的キレイに閉じているので、気のせいだと思おうとしても差が歴然。

あ〜あ…これは温泉に行きたくてもちょっと躊躇しちゃうな。

 

 

エクラープラスターという、ステロイドのテープ剤を出してもらって貼ることにしました。

ケロイドの方のブログを読むと、根気良く長期間貼った方が良いみたい。

 

 

 

大腸がんの腹腔鏡手術のおへその傷跡も、赤みがかって気になっていたのでついでに貼ってみると、おへその穴下2.5cmくらいの傷はあっという間にぺたんと平らになりました。

ここも肥厚性瘢痕だったのね…

おへその中ももっとデコボコがきれいになりそうだけど、貼りづらいな…

 

 

おへそ以外のところ(腹腔鏡のドレーンや器具の入っていた傷4つ)は、まずまずきれいに平らになっています。

知人で手術を受けた経験のある人が使っていたシリコンジェルシートを下さったので、術後に4つの傷にはそれをしばらく貼りつけていて、その後アトファインに変えました。

でもおへその周辺はデコボコしていてうまく乗せられなかったので、そこだけ最初からアトファインでした。

今となってみると、やっぱりしっかり圧迫をしておけばよかったのかな。

 

 

 

乳がんの傷は新しめのせいか大きいせいか、まだ全然平らにはならないです。

エクラープラスターは上から他のテープで押さえなくてもくっついててくれて、肌色なので傷隠しにはいいね。

乳腺外科では、退院後にテープ剥がれたらそのままでいいよ〜としか言われなかったので普通の3Mの紙テープを貼って過ごしていました。


ネットで見ると、術後の傷をきれいにするところまで先生が考えて助言してくださるかどうか、そこで差が出るような気がします。

 

 

今から手術の方、もし外科の先生からの助言だけではいまいち不安だったら、術後早いうちに形成外科受診を希望するとかネットで積極的に情報を集めるとかするといいですよ〜。

 

 

 

 

9/29 肩のMRI

 

左肩(乳がんと反対側)の強い痛みと可動域制限があり、MRIを撮ってもらいました。

今は

・腕を挙げたり、後ろに回す等の動作で時々関節内の激!痛。

恐る恐るしか動かせず、大きな動きがこわい。

そのせいかあっという間に動きがさらに悪くなりました。

肩が拘縮するのって早いです。

 

・腕を上げようとすると、三角筋だけであがろうとしているように感じる。

インナーマッスル近辺の筋肉が働いてないんだろうな。

とても変な感覚で、自分ではどうにもできません。

肩の動きってたくさんの筋肉の協調運動で成り立っているんだなあ。

 

・初期にはなかった、肩周辺のすごいだるさがある。

だるさを通り越して痛く感じます。

鎮痛剤を飲んでいますがなかなか取れません。

 

 

 

当てはまる症状には「腱板断裂」「五十肩」等があって、症状や診察上は多少違いもあるものの、診断を確実につけるにはMRIが必要とのこと。

 

調べていくと、腱板断裂だった場合は、

・自然には治らず、放置すると次第に断裂が進む

・長年ののちにはなんらかの不自由が出る可能性があり、放置後からの治療は難しくなる

・手術の場合、術後3〜5週間装具で腕をつって肩の安静を保たなければならないらしい

 

転んで手をついてしばらくしてから肩が動きにくくなっているので、それをきっかけに断裂しているとしたら既に3ヶ月が経過している。

もし腱板断裂で手術が必要ならそろそろタイムリミットです。

 

 

 

嫌だなあ…でもはっきりさせなければ。

乳がんのMRIに比べれば、造影でもないし普通に仰向けで寝ていられるからと気楽にのぞみました。

胸や肩の部分にたくさん板状の重しを乗せられ、動かないように固定されます。

なにより途中で動いたら困るということで、ある程度なるべく痛くないポーズを取ることは許されますが、やっぱり左肩は痛くてしんどかったです。

しかもヘッドホンなしでかなり騒音がきつかった。

 

 

結果は、腱板断裂ではありませんでした。

よかった…

MRIについていたコメントは「インピンジメントの疑い」

 

先生はとてもお若く、断裂ではないことはわかったものの「インピンジメント」については、画像を見ても首をひねるばかりではっきり言ってよくわからない様子。

今後の方針とかこういうリハビリをしてくださいとか具体的なことは何もなく、2ヶ月後にとりあえず再診してくださいと予約になりました。

 

帰ったらまた「インピンジメント」について調べよう。

 

あとから気づいたけど、鎮痛剤や湿布くらいは出してくれてもいいやんね。

必要なんやが。

先生…

帰ってからかかりつけの内科で出してもらいました。

 

なんか先生任せではまずい感じ。

安静にしても治りが悪かったら、肩関節の専門医を探した方がいいかもしれません。

 

 

9/24 術後1ヶ月

 

術後から右腕は地道にリハビリ中。

胸や脇腹下の方までかなりのツッパリ感はありながらも、だいぶ動かせるようになってきました。

ラジオ体操の「脇を伸ばす動き」みたいなのは、無感覚部分と健常皮膚との境目が「ぶちぶちっ」て切れる感じなのかかなり痛いです。

 

転倒後動きの悪くなっていた左腕はというと、どんどん悪化して今や右腕より痛いし動かない。

右腕と一緒にリハビリすればいいやとやっていたのですが、リハビリ導入の時期が悪かったのか完全に裏目に出ました。

 

ベッドから体を起こすのにどっちの腕も支えに使えません。

退院後からどうしてるのかというと、思いっきり足を振って反動をつけ腹筋でえいや!と起きております。

まあ大腸がんの術後退院後からしたら考えられない…

何が起こるかわかりません。

 

 

 

感覚の方は先日の外来の後くらいから、朝起きた時に「あれ?脇の下の違和感というか厚みが少なくなった?」と日々感じるようになりました。

脇は相変わらず全く感覚がありませんが、今まで挟まっていたように感じていた「ピンポン球」は消失し、(仮想)プラスチックギブスの厚みが2〜3cmから1cmになったような感じ。

そういえばつきまとっていた右腕の痺れもなくなり、いつの間にか変なポーズも取らなくなっていました。

右上腕内側の感覚がなくなっていたのですが、それが復活してきたのが関係しているのかもしれません。

 

全体の腫れは落ち着いてきたみたい。

でも縫い傷部分と、傷上の脇の膨らみとの段差がすごくあるように見えやっぱり気になります。

比べてみたら左脇にも胸と脇の境目に小さめの「ぷよん」があって、ふつうは胸の脂肪と自然につながっているから目立たない部分なんだと思う。

胸がなくなったことで、そこだけが見慣れず目立って見えるのかもしれません。

もうこのままかな…

 

 

9/8 術後15日 退院後初外来

 

脇の下の腫れと無感覚は大きく変わらないまま、外来の日になりました。

近場は運転するようになったけど、1時間の運転はちょっと自信なかったので夫にお任せしました。

 

液が溜まったぷよぷよはちょっぴり減ったかどうか…くらいであまり変化なし。

動かすのに痛みはないけれど、一帯がゾウさんの皮膚になったような硬い感じで、腕を回す時に引っ張られて限界があります。

リハの先生には「右腕を挙げて耳につくまでを目指しましょう」って言われたけど、あと5cmくらいかな。

 

 

 

むしろ50肩状態の左肩が、右をかばっているのか動かした時の痛みがひどくなりました。

ポキポキいうし、可動域制限は術後の右よりあるし、運悪く中がグリってなった時は鈍痛で15秒くらい悶絶します。

頭の後ろで手を組み肘を前後するリハビリ運動があるのですが(羽ばたきという名前…)、肘の高さを左右同じにしているのに肩のラインが右と左で全く違う!

左がムキムキ(拘縮?)なのか、血行がもともと悪い右肩が萎縮してるのかよくわからないけど、この左右差はヤバい気がする。

調べたら腱板断裂という50肩に似た状態があるらしく、これだったら自然には治らないらしい。

 

整形外科も受診してMRIの予約をお願いしました。

ただの50肩でありますように。

 

 

 

 

そして乳腺外科外来へ。

手術でとった組織病理の最終結果と、滲出液を抜くかどうか。

針刺すのはこわいけど、この脇の感覚が少しでもマシになるなら抜いてもらったほうがいいのか…

 

ドキドキしていましたが、先生は結局キズを見ませんでした笑

「腫れてるか…あんまりボコッと腫れてれば注射器で抜いたりするけど、まあ大丈夫でしょ」

よっぽどじゃないとしない処置なのかな…

嬉しいような残念なような複雑な気分。

 

 

そして病理の結果。

 

 Adenoid cystic carcinoma

 14×11×10mm、ly(-)、v(-)

 pT1cN0[0/1]

 切除断端陰性

 

がんの種類は腺様嚢胞癌で確定。

腫瘍径は術前の見立て1cmより大きかった。

術前検査で見えない部分もあるんだろうな。

心情的にはなんとなく1cm以内でおさまって欲しかったのでちょっと残念…

リンパ管侵襲・静脈侵襲・センチネルリンパ節転移がなかったので本当にホッとしました。

 

全摘で放射線治療なし。

ホルモン治療・抗がん剤治療は効かないと思われるため、今後は無治療で経過観察です。

1月に再診となりました。

 

 

 

2科を行ったり来たり忙しく気も張っていたのか、疲れた。

 

 

 

  

 

 

8/31 退院後1日 術後7日

 

乳がんになる前から、かなりのなで肩のせいか胸郭出口症候群のような症状があり、腕をずっと挙げるような動作では腕の血の気が引いて手がしびれたりしていました。

特に右腕、ひどい時は腕を挙げていなくても右腕だけすごく冷たくなって…

 

ずっとデスクワークをすると時々右腕に起こる程度だったのですが、それが術後は一日じゅう右腕の血の気が引いていて辛い。

特に小指がわは軽く痺れています。

たぶん脇周辺が腫れているので余計に血行が悪くなっているのだと思います。

これは腫れが引いてくれるまでどうしようもないんだろうな。

無意識に腕をいろんな変な方向に動かして血を通わそうとしており、はたから見たらずっと変なポーズをとり続けているヤバい人です。

こうすれば血が一気に通う!ってポーズが見つからないんですよ。

リハビリになってるかも?

 

術後に漿液腫(滲出液がたまる)になると外来で針で抜かれるそうですが、感覚がなくてもビリッとしたりしないのだろうか、やりたくない。

1週間後の退院後外来までに滲出液が吸収されますように。

 

 

 

買い物の荷物を持ったり洗濯物を干したりは娘が手伝ってくれます。

何だか思うように動けないし、もどかしいな。

 

 

 

 

8/30 術後6日 退院

 

朝食前、さっそく先生がやってきてドレーンを抜きました。

感覚がないとはいえビクビクしていましたが、一瞬の鈍痛を我慢するだけで済みました。

ドレーンがなくなれば、かなりこの脇の腫れ感とかつれ感は減る?と期待していましたが、残念…

さほど変わらず。

 

脇はかなり辛いです。

一番脇に近い縫合と脇がくっきりした段差になっていて、触るとぷよぷよしているので、滲出液が溜まっているんだと思う。

体感的には厚いプラ板かピンポン玉をずっと挟んでるみたい。

でも腫れている人はもっとボコッと腫れているらしいです。

これでドレーンはないんだからリハビリはちゃんと頑張ろう。

 

 

 

部屋の片付けをして、夜迎えにきてくれた夫と帰りました。

最初の心配は車のシートベルト。

 

買っておいた前開きブラに入れるパッドとシートベルトクッションがいい仕事をしてくれた!

助手席で、患側が右胸なのもあってか全然痛くありませんでした。

ひとまず安心。

 

いずれ自分で運転する時には、患側である右の上から傷の上にベルトが降りてくることになるので、痛みや圧迫が心配ですが…

 

 

 

 

8/29  術後5日

 

朝先生が来て「状態も良さそうだし、明日退院してもいいよ」と!

やった〜

夫と相談して明日の夜に退院させてもらうことにしました。

 

明日の朝ドレーンを抜くそうで、ちょっとこわいな…

腕を上げようとすると体の中でごろつく感じがあるので、痛くないといいんだけど。

 

 

 

退院後について、看護師さんがいろいろ教えてくれました。

 

・退院後外来は1週間後。運転の制限はないが、まだ術後1週間なので長時間など無理はしないように。 

→片道1時間は微妙だな…シートベルトパッド使って痛みがないかどうか、脇下の腫れがどのくらい邪魔になるか、やってみないとわかんないかも。

 

 

・外来まで湯船は禁止。テープを避けてシャワーをかけてください(濡れても良い)

テープが浮いて剥がれたらそのままで良いです。

 

 

・食生活やアルコール・日常生活は今まで通りで構わない。

 

 

・右を下にして寝てはいけないということはないけど、長時間は腕の負担になるかも。

→どっちにしろ今は腫れとあと痛そうで無理だけど…夜中に寝返っちゃうかもしれないね。

 

 

・患側で重いものを持ったりは避けた方がよい。

採血や点滴、血圧測定は右腕を使わないようにすると思いますので申告してください。

 

→ 腋窩リンパ節郭清をしていないからか、上記の腕を大事にしましょう系のお話はこちらから聞かない限り特にありませんでした。

いろいろ事前に調べたりする人ばかりじゃないと思うし、聞かれない限り話なしってまずい気がするが…

他院に通ってる高齢者とか、血圧測定や採血・点滴を普通に患側で受けようとする人いそう。

 

 

点滴ダメはずっとかどうか聞いてみましたが、どうも何年か経てば大丈夫とかでなく、ずっと右腕は避けるようでした。

点滴の選択肢がなくなるのはやだな…

 

「入院中でしたら、左で取れなければ足からとかも…」と看護師さんは小さく呟いていました。

 

やだーーーーー

 

 

 

 

8/28  術後4日


日曜日。

やることというかできることがなくてヒマ…

週末で外来に人もいないし、コーヒーを買いに行って、ついでにちょっと売店を見たりその辺をフラフラ。



その後は部屋でずっとスマホとkindleざんまい。

これじゃ大腸の入院の時と同じやな…


傷跡は感染もなくてきれいだし、排液の色もいいねと言われています。

何もイレギュラーがなければ31日に退院だと思うので、もう少しだ。


おやつを楽しみにすると太ってしまいそうなのでガマンガマン。

太るとエストロゲンが産生され乳がんのリスク因子になるそうで、気をつけなくてはなりません。



8/27  術後3日


腋窩リンパ節郭清はされていないですが、腋窩やそこにつながる腕の内側あたりの腫れが気になり出しました。

触ったら背中側までかなり腫れてるみたいで不安。

でも看護師さんたちによると、これくらいは術後によくあることのようでした。

感覚もないので余計にそう感じるのかもしれません。


胸をぐるっと囲む厚いプラスチックギブスか何かをしてて、それを脇で挟んでいるように感じます。

無意識に常に脇を開いていて、それがけっこう疲れる。



運転とかいつからできるのかなあ。

退院後外来に自分で運転して行けるんだろうか。


シートベルトにつけるパッドカバーをポチってみました。

https://ec.lab-rinto.com/items/40415601

まだ使ってないですが、しばらくはこういうのないと痛い気がする。



・運転はいつから大丈夫?

・どのくらいの重さなら持っていい?

・やっぱ右は下にして寝ない方がいいよね?(今はとてもできんけど…)


退院後の生活を具体的に思い浮かべて、今からイメトレしようと思います。

ちゃんと考えとかないと先生にも聞けないもんね。