信毎webによると,国土交通省が1月31日付で出した「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」の一部改正に、2015年に佐久市で起きた交通事故で長男の和田樹生(みきお)さん=当時中学3年=を亡くした母真理さんの要望が反映されたことが2月14日、分かったそうです。総重量が3・5トンより大きいダンプカーなどに関し、サンバイザーやルームミラーなどを除く「運転者の視野の一部を遮蔽(しゃへい)する板状のもの」(装飾板)が、フロントガラスに貼り付けられていない状態であっても保安基準上「適合しない」と明記。交通事故遺族の思いが国を動かしたのです。
交通犯罪に限りませんが,被害者やその家族は,加害者,裁判所,検察庁,国,地方自治体等々にいろいろとお願いをします。
それに対して,第三者である一般市民の多くは,いつまでやっているのだ,いい加減,後ろ向き思考はヤメて未来志向でいくべきだなどと宣います。
しかし,今回の和田さんの行動は,後ろ向きではなく,今後,同じ思いをする人を少しでも減らしたい,その一心でのモノなのです。
被害者らが国や自治体を訴えるほとんどのケースは,未来志向であることを,そして,加害者に適正な処罰を求めることも同種犯罪を犯されないよう願ってことであることを,是非,知って欲しいです。