ABCテレビによると,12月31日未明、徳島市の路上で、歩行者の男性が3台のタクシーに次々とはねられ亡くなったそうです。

 このような複数加害者(犯人)が起こした被害者死亡事件では,どの加害車両が被害者に致命傷を与えたか,分かり難く,結局,各犯人の行為(過失)と被害者の死亡との因果関係が不明との理由で,どの犯人も過失運転致死罪では起訴されず,過失運転致傷罪で起訴され,軽い刑が科されたり,または,誰も起訴されず,刑事事件は終了,となることがあるのです。

 このような,被害者家族の処罰感情に反し,また,市民感覚からしてもおかしなことにならないようするために,「過失の共同正犯」を正面から認めて,犯人らを全員,過失運転致死(の共同正犯)として,少なくとも最初に被害者と衝突した犯人は過失運転致死罪で起訴するべきだと思います。