毎日放送 によると,7月14日(木)に神戸市の阪神高速湾岸線で起きた玉突き事故で,15日(金),警察は追突したトラックを運転していた大阪府羽曳野市の田中寿臣を過失運転致死の疑いで逮捕しましたそうです。
 この事故では,巻き込まれた2台の乗用車をそれぞれ運転していた堺市の中瀬明さんと大阪市の横田大輔さんが亡くなったのです。
 この犯人は警察の調べに対して「足元に落としたスマートフォンに気を取られた。ブレーキを踏むのが遅れた」と話していて,現場には目立ったブレーキの痕はなかったということです。

 この件,どうして過失犯なのでしょうか。

 高速道路において高速でトラックを走らせている最中にほんの数秒間でも前を全く見ていないと,トラックが前方の車両に接触することはわかっていたはずなのです。つまり,この犯人が足元に落としたスマートフォンを取り上げよう下を見た時点で,「暴行」の故意を認定するべきなのです。犯人に暴行の故意が認定できれば,この事件では,犯人は,傷害致死罪で処断されるのです。

 神戸地方検察庁には,これまでの「過失運転致死か危険運転致死のいずれか」という思考を捨てて,犯人に暴行の故意が認定できないか,をまず検討して欲しいです。