7・13小樽飲酒ひき逃げ事件被害者等連絡会の高石洋子さんから,事件の進捗状況の報告と私が署名用紙を送ったことへのお礼状が届きました。
今回,検察官が裁判所に訴因変更請求を行ったことはよかったのですが,なぜ被告人が危険運転致死傷罪で処罰されるという当たり前のことを実現するのに犯罪被害者らがここまで動かないといけないのか。被害者遺族は,家族を失って,朝起きたとき息をすることさえ辛い,まさに絶望のどん底に突き落とされているのです。検察官への働きかけなど,一人ではできるはずもないのです。今回は,高石さんらの協力もあって,訴因変更を求める署名活動が行われ,訴因変更が実現しましたが,それは幸運でしかなかったのです。
この日曜日に開催されたTAV「交通死被害者の会」交流会in大阪でも,被害者が何もしなくても,交通犯罪の犯人が一般市民の目から見ても適性に処罰されなければ絶対におかしいということで意見の一致をみました。なぜなら,それが市民感覚である,ほとんどの一般市民は犯罪が起きれば,その犯人は逮捕され,その罪責の大きさに応じて刑事施設に収容されていると信じているからです。
結局,被害者が何もしなくても,犯人が適正に処罰されるようになるまでは,1件1件,被害者らが検察官に働きかけていくしかないのです,辛く厳しい作業ですが,動かなければ何も変わらないのですから。