の記事では、動画の長さによって有利不利があることを書きました。
じゃあ、これを覆すにはどうすればいいの?
例えば、AKB48メンバーの総選挙なんかは、一人が何票投票してもOKですよね。
極端な例では、たとえファンが一人であっても、とんでもない数の投票をすれば勝ってしまう訳です。
今回の『インストラクターリード動画コンテスト』でも、この仕組みが使えるかどうか?
ある人がパソコンで10分の動画を一ヶ月間連続再生(ループ再生)したとします。
そうすると、計算上では視聴回数4320回、総再生時間は43200分で、3台のパソコンを使えば、視聴回数12960回、総再生時間は129600分。
これが通用すれば、今回のコンテストはトップ間違いなし!
となりますが・・・
そうは問屋が卸さないですよね。
Youtube側からアルゴリズムは公開されていませんが、普通に考えると同じ端末からの視聴には制限をかけているはず。
例えば、一つに端末からは、一日一回しか視聴回数や再生時間をカウントしないとか。
同じ端末かどうかを区別するためにはIPアドレスを見ていると思うので、じゃあIPアドレスが変えれば大丈夫かというと・・・
スマートフォンの場合は端末ごとに同じIPアドレス(固定IPアドレス)が与えられているのではなく、可変のIPアドレスになっています。
IPアドレスが変わるタイミングがいつかはa-e-r-oは理解していないのですが、少なくとも電源を切れば変わるはず。
ということで、一度電源を切ってからもう一回同じ動画を視聴すれば、カウントしてくれる?
でも、cookieを利用すれば端末を特定する仕組みはできそうな気がするし・・・・
cookieを保存しない設定にすれば端末は特定されない?
とかいろいろ考えてみるのですが・・・・
このあたりはYoutubeの収益モデルに密接にかかわる部分なので、メチャメチャ頭が良いエンジニアが考えているはず。
世界中の人たちが広告料目当てに動画の視聴時間を稼ごうとしているところを、Youtube側はいろいろと対策をしている訳です。
a-e-r-oが考えつくことなんて、絶対に通用しないでしょう。
ということで、動画をたくさんの人に(多くの端末で)長く見てもらうという正攻法が唯一の方策のようですね。