『生産性』という単語が話題になっていますね。
でも一般に『生産性』というとインプットに対するアウトプットの割合にフォーカスされることが多いので、今話題になっている『生産性』はどちらかというと『生産活動』という言葉のほうが意味が近いです。
『生産活動』というと、今まで無かった物を生み出したり、数を増やしたり、何かを大きくしたり・・・
農業や林業などの第一次産業、製造業の第二次産業は『生産活動』として分かりやすいです。
目に見えますからね。
でも、現在の日本では7割以上が第三次産業、いわゆるサービス業です。
昔はこの第三次産業に従事する人は、第一次産業や第二次産業に従事する人より低く見られていたこともあります。
恐らくこれは、第三次産業は『生産活動』に寄与していないと思われていたのが理由の一つだと思います。
目に見えるものが変化すると分かりやすいですが、目に見えないものは変化しても第三者には分かりにくい。
個人的にはサービス提供者の行為によって、サービス受給者(顧客)の心の中に『楽しい』という気持ちが芽生えたら、それも立派な『生産活動』だと思うのですが、それは『生産活動』には該当しないと主張する方もきっといらっしゃるでしょう。
でも、それは仕方がないこと。
どちらかが間違っているという訳ではなくて、単に考え方の違いですから。
最後にa-e-r-oはどちらのタイプかというと・・・
今まで随分目に見えない『生産活動』に対してお金や時間を使ってきたような気が・・・