11/30付の日本経済新聞に、企業の労働生産性に関する記事が掲載されていました。
よくある類の記事なのですが、ちょっと興味を惹かれた理由は・・・
見出しには『筋力改善』という単語が使用されていて。企業の生産性の変化を
・アメフト
・細マッチョ
・ダイエット
・ゆるみ
・たるみ
・激やせ
と、6種類で表現していました。
今までなら『体質』という単語だったと思うのですが、『筋力』という単語を選択したのはトレーニングブームを反映してでしょうか?
ちなみに6種類の分類は下記の通りです。
『アメフト』
従業員の増加率よりも営業利益の増加率が大きかった企業
『細マッチョ』
従業員を減らしながら営業利益を増やした企業
『ダイエット』
営業利益の減少率が従業員数より小幅にとどまっている企業
『ゆるみ』
積極的な事業拡大をしていったが利益の伸びが小幅にとどまる企業
『たるみ』
上記の『ゆるみ』が大きくなりすぎた企業
『激やせ』
従業員の減少を上回り利益が減った企業
生産性の観点で一番良いのは『アメフト』型で、該当するのが
ダイキン工業、大和ハウス工業、KDDIなど
一番悪いのが『たるみ』型で、該当するのが
ヤマトHD、丸紅、関西電力など
『スポーツクラブNAS』の親会社である大和ハウス工業は一番良い『アメフト』型で、10年前と比較すると従業員は80%増え、営業利益は3倍以上。
日本でも有数の優良企業です。