先週、大手スポーツクラブの決算が発表されていましたね。

数字を見る限りは、昨年の傾向と同じであまり面白みはありません。


ちょっとコナミスポーツクラブの数字を見てみましょう。

コナミスポーツクラブの決算情報は、コナミホールディングスの健康サービスセグメントの数字です。

売上高は713億円から686億円に減少したのですが、営業利益は27億円から42億円へとアップ。

競合他社は増収増益の中、コナミスポーツクラブだけ減収なのですが、『順調』にリストラが進んでいるといえるでしょう。

コナミスポーツクラブの最近のトレンドは、不採算店の閉鎖。

昨年度を見ていきますと、

5月 コナミスポーツクラブ銀座

5月 コナミスポーツクラブ千里中央

7月 コナミスポーツクラブ長岡

10月 コナミスポーツクラブ静岡

2月 コナミスポーツクラブ尼崎

3月 コナミスポーツクラブ弁天町

3月 コナミスポーツクラブ曳舟

の7店舗を閉店しています。

昨年度の売上高に影響があるという観点から一昨年度も見てみますと、

7月 コナミスポーツクラブ東苗場

10月 コナミスポーツクラブ向日町

12月 コナミスポーツクラブ山下町

2月 コナミスポーツクラブ西福岡

2月 コナミスポーツクラブ横須賀

と、ここのところ閉店ラッシュです。

今年度に関しても、

4月 コナミスポーツクラブ川崎アネックス

6月 コナミスポーツクラブ梅田

の閉店が確定していますので、会社自体は増収予想をしていますが、きっと減収でしょう。

利益率自体はそれほど良くないのですが、あまり大きく利益が出ることがこの業界で売上高比で2%の改善(絶対額では5割増益)は御の字ではないでしょうか?


気が早いのですが、a-e-r-oの来年の予想値は、

売上高650億円、営業利益50億円、

そして、2020年上半期までに『身売り』。


「利益を増やして企業価値を上げ、東京オリンピックまでに身売り」

a-e-r-oはこの予想一点張りなんです。