『電子化  その3』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12268267695.html

では、会員証を用いた整理券発行の仕組みを考えてみました。

一見よさそうなのですが、欠点があります。

会員証を用いた仕組みはメンバーさんの手元に会員証がある場合は良いのですが、一度ロッカーで着替えたメンバーさん(ロッカーを利用しているメンバーさん)には適用できないんです。

既にロッカーを使っているメンバーさんの会員証はロッカーに差し込まれていますからね。

確率から言うと、チェックインの時に整理券を入手するメンバーさんのほうが多数だと思いますが、このような仕組みを作る時は、いろいろなケースを想定しないといけません。

(通常の利用方法で)一人でも適用できない人が生じたらダメです。


さて代案ですが、ものすごくアナログ的な方法を一つ書いてみます。

それは、チェックインの時にロッカーに差し込むカードを渡す方法との組み合わせです。

メガロスにチェックインする場合、会員証と引き換えに切込みが入ったロッカー用のカードを受け取りますよね。

今回はチェックインでメンバーさんの会員証を読み込んだら会員証はメンバーさんに返却し、それと同時にロッカー用のカードもメンバーさんに手渡します。

要は既にロッカーを利用しているメンバーさんのために、会員証をメンバーさんの手元に残しておいて、整理券入手の際にその会員証を用いて認証する。

既にロッカーを利用しているメンバーさんが整理券を入手できるようにするためだけに店舗全体のチェックインの仕組みを変えるという何とも言えない方法になってしまいました。

一番システム開発にお金がかからない方法だと思うんですが、整理券発行対象となるわずかなレッスンのためにこんな大がかりなことをするなんて・・・

でも、全てのスタジオレッスンを整理券方式にして、メンバーさんのレッスン参加履歴を取得する目的であれば、このような仕組みもありかもしれません。

レッスンを有料化した場合でも整理券発行の際に会員証で認証しているので、チェックアウトの時に清算したり、月会費に加算して引き落としでも良い訳です。


つづく