前回の

『攻め時』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12257326929.html

の記事では、『ゴールドジム』の業績について書いてみましたが、今回いろいろなスポーツクラブの業績について調べてみました。

この記事では『アスリエ』について紹介してみます。

『アスリエ』は関東しか出店していなスポーツクラブで全体の規模は小さいのですが、竹ヶ原佳苗IRがスーパーバイザーを務めていて、スタジオレッスンではリトモスが充実しています。

今でも続いているのかどうかは分からないのですが、ラウンジでアルコールが飲めたりもして、大人の空間を意識したちょっと特徴的なクラブです。

a-e-r-oとしては、好きなクラブの一つなのですが、施設の質と比べるとあまり人が入って無さそうというのが正直な印象。

そんなに数多く『アスリエ』に行ってはいないのですが、賑わっているところを見たことがありません。

そんなこともあって、いままのでブログ記事の中で、『ゴールドジム』が『アスリエ』を買収して欲しいと何回も書いていたのですが・・・


『アスリエ』は文教大学の子会社である『文教センター』が運営しています。

その『文教センター』の過去3年間の売上は次の通りです。

2014年3月期 36.7億円
2015年3月期 35.1億円
2016年3月期 37.8億円

スポーツクラブ経営以外にも、フランチャイズでリハビリテーション施設の運営もしていますので一概に言えませんが、だいたい一店舗あたりの売上は3億円前後だと予想できます。

全体の売上規模を見ると、『ゴールドジム』の1/4ぐらい。

これなら買収してもおかしくないですよね。

ところが純利益を見てみますと・・・・

2016年3月期の純利益が1.1億円。

額は『ゴールドジム』を運営している『THINKフィットネス』の半分ですが、利益率で言えば1.5倍の3%。

正直、a-e-r-oは赤字かなぁと思っていました。

毎年1億円の利益を生み出してくれるのであれば、大学資産運用の一手段としては手放す必然性はないでしょう。

あまり意味がないかもしれませんが、資本金8,600万円に対しては同額以上を稼ぎ出していますので、単純に考えると100万円貯金して、100万円以上の利子がつくということ。

まぁ、出資時期によって金銭価値が違いますので、もちろんこれは机上の計算ですけどね。


残念ながら、『ゴールドジム』が『アスリエ』を買収することは無さそうです。