先日読んだ本はこちら。

『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」漆原直行 著(マイナビ新書)
ここ最近、出版業界は売り上げが低迷しています。
その対策として、新書、ビジネス書、ライトノベルなどの書籍の刊行点数を増やして、広く・薄く収益を上げていくような販売戦略を取っているのですが、そうそう書き手がいる訳ではありません。
以前のビジネス書はドラッガー、コトラー、ポーターなどの著作など重厚な本が多かったのですが、ここ最近はコンサルタントの宣伝のための著作など『軽い』ビジネス本が増えていて、こういうビジネス本を読んでもデキる人にはなれない。
というのが作者の主張です。
a-e-r-oは9月より本を読み始めて、今まで100冊(たいだたい月40冊のペース)読んできたのですが、中身は『軽いビジネス書』や『新書』が中心。
ブックオフの100円コーナーに置かれている本は、だいたい少し売れて、一度読んだらおしまいの『軽い』本がほとんどなので・・・
まぁa-e-r-oの場合は、『デキる人になる』というよりも、ブログネタを探しているのが主ですから・・・
もちろん仕事や日常生活で流用できるアイデアがあればうれしいですけどね。
さて、スタジオレッスンへ。
スポーツクラブのスタジオレッスンも、『軽い』内容が増えていますよね。
初心者でも参加しやすいという理由で『プレコリオ』レッスンがどんどん増えています。
『調整系』レッスンでも、クラブ側があらかじめプログラム内容を設定しているレッスンが出てきて、イントラさんはいわば台本に従って演じているようなもの。
このようなレッスンにフリーイントラさんが充てられているのです。
反対に肩身が狭くなっているのは、『重い』レッスン。
特に中上級者向けのエアロやステップのレッスンが少なくなっています。
そんな中でゴールドジムは異彩を放っている訳ですが・・・
長年エアロやステップをやっているメンバーさんであれば、(一部)ゴールドジム店舗のスタジオスケジュールは大変魅力的に映ると思いますが、全てのスポーツクラブ店舗があのようなスケジュールになるのは無理な話。
ゴールドジムという特殊な世界だから通用するのです。
でもここ最近の各スポーツクラブ店舗のスタジオスケジュールはちょっと寂しい限りです。
『軽い』レッスンと『重い』』レッスンをどのくらいの割合で入れれば適当なのか?
難しい問題ですね。