最近読んだ本はこちら。

『すごいインド』サンジーヴ・スィンハ著(新潮新書)






インド最高峰のインド工科大学(IIT)を卒業し、日本でご活躍されているビジネスマンの方が書いたインドの紹介本です。

新聞をざっと読んだだけでは分からないインドの実情がよく分かりました。

まぁ、もともとa-e-r-oがインドのことを知らな過ぎたのもあるんですけどね。


今でこそ「IT大国」として認められるようになりましたが、基本的にインドは貧富の差が大きい格差社会。

カースト制度ははるか昔になくなりましたが、富裕層、中間層、貧困層がはっきりと分かれているようです。

最近は中間層の人口が増えているのですが、中間層を維持するのにも努力が必要。

ただある程度お金があれば中間層なのではなく、自分のステータスにあった生活をしないといけません。

日本では、お金持ちの人が吉野家の牛丼を食べても別におかしくはありませんが、インドでは安い食堂は貧困層の人が行く場所。

粗末な服を着ていては周りから見下されてしまい、最悪は事件に巻き込まれることも・・・

そして、警察は被害者が貧困層だと分かるとまともに捜査してもらえない・・・・

厳しい世界です。



ユニクロ大好きで、吉野家、すき家、松屋によく行くa-e-r-oは、インドの見方では完全に貧困層レベル。


そしてスタジオレッスンの時は・・・

ユニクロやジーンズメイトのTシャツに、しまむらのズボンで、合わせて3000円しないです。

ゴールドジムでよくメンバーさんが着ている1枚3500円のイントラさんオリジナルTシャツなんてとても手が出ません。

それにサーフパンツを合わせている周りのメンバーさんを見ると、皆さん上手そうに見えます。

一時期は一万円以上もするアニルーチェやUFOパンツを履いている人は『富裕層』に見えましたね。

もちろんa-e-r-oはそんな高価なモノは持っていません。


さらに白状すると、ルネサンスを株主優待券で利用する場合は、洗濯物が増えないようにレンタル利用。

ルネサンスの株主優待券はレンタル無料なんです。

日頃の生活も貧困層レベルなんですが、スタジオでも見た目は貧困層です。


初めて行く店舗の中上級レベルのレッスンでもそんな格好ですので、当然視線は感じる訳です。

「あの初めて見る貧困層スタイルは何者?」

って。

イントラさんもちょっと心配そうにこちらを見ています。

はい、それでいいんです。


いざレッスンが始まってみると・・・・



見た目は貧困層でもレッスンではメチャメチャ頑張ります。

見た目と動きのギャップをいかに大きくできるか?

これがレッスン時の目標。

これができた時はホントに気持ちいいです。



こんなことをして遊んでいた時期もありました。

昔の話ですけどね。