『コナミスポーツクラブ退会者数シミュレーション その1』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12200601924.html
『コナミスポーツクラブ退会者数シミュレーション その2』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12200602062.html
『コナミスポーツクラブ退会者数シミュレーション その3』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12200602180.html
の記事で、コナミスポーツクラブからのレスミルズレッスン一部撤退によってどのくらいのメンバーが退会してしまうかを算出しているのですが、今回が最後の記事です。
前回までで、一店舗あたり240人のメンバーさんがレスミルズレッスンをメインに参加していて、
その中で
・ボディアタック 29人
・ボディステップ 29人
・ボディジャム 24人
のメンバーさんが退会するかどうか心が揺れ動いている、と算出しました。
さて、どの程度のメンバーさんが退会を選択するのでしょうか?
レスミルズレッスンに参加しているメンバーさんであれば誰もが恩恵を受けていると思いますが、コナミスポーツクラブの強みは何といっても店舗数。
大都市圏(近郊)にお住まいのメンバーさんであれば、毎日好きなレスミルズレッスンに参加することができるんですよね。
例えばボディアタックしか参加しないメンバーさんであれば、コナミスポーツクラブを退会するという決断は簡単だと思いますが、ボディパンプやボディコンバットも参加しているメンバーさんは、なかなか退会の決心がつかないでしょう。
a-e-r-oの予想では、上で挙げた81人のうち、多く見積もったとしても退会するメンバーさんは半分程度で、一店舗あたり41人。
コナミスポーツクラブは全国に200店舗程度ありますので、全国的に見ると8200人となります。
次に経営への影響度です。
全国的に見て、一人当たりの会費は年10万円いかないはずですが、いろいろな店舗に遠征して、ほぼ毎日通うメンバーさんが多いと仮定して、一人当たりの会費が年15万円とします。
これにより退会による売り上げ減少は合計12.3億円(年間)。
コナミスポーツクラブの売上高は700億円以上ありますので、割合としては2%未満。
継続会員はそれほど元手がかかりませんので、この約12億円は利益の減少に近いかもしれませんが、全体的に見るとこの程度なんです。
ここまでの計算で、なるべく大きな数字になるように選択してきましたので、実際の影響は1%に届かないかもしれません。
残念ながら、メンバーさんが『退会』という切り札で戦ったとしても、勝てない戦いのような気がします。
つづく