松屋に行くと、たまに聞こえてくる会話があります。


「『直盛り』と『セパレート』のどちらにしますか?」



これは、『牛めし弁当』を注文したお客さんに対して、店員さんが

「ご飯の上に牛肉を直に盛りますか?」

それとも

「ご飯と牛肉を別々の容器に入れますか?」

と聞いている時の会話です。



『直盛り』と『セパレート』


これってすごく違和感ありませんか?


一方が日本語で、他方が英語。

『右』と『レフト』

『上』と『ダウン』

『YES』と『いいえ』

これくらい違和感がある訳です。



『直盛り』であれば『別盛り』、

『セパレート』を使うのであれば、『ダイレクト』が対になるんではないでしょうか?



さて、ここから強引に話はスタジオレッスンへ。

エアロビクスのレッスンで使用される言葉は、アメリカから伝わってきたこともあり、だいたい英語(カタカナ)です。


その中で、レッスン終盤になると日本語が多くなってきます。

日本で考えられた概念なのかどうかは分かりませんが、

『通し』『差し込み』『対面』『四面回し』

は日本語ですよね。

そして『クールダウン』でまた英語に戻ります。


でも、

『通し』『差し込み』『対面』『四面回し』

と同じぐらいの時間に使われる単語で、英語のものがありますね。



そうです。

『カッティングハーフ』

です。


今までは別に違和感を感じなかったのですが、こうやって並べてじっくり考えてみると、

『カッティングハーフ』

って単語はかなり異質です。


はっきり言うと

『カッコつけすぎ』

だと思うのですが、いかがですか?


でも、どういう経緯で『カッティングハーフ』が使われるようになったのかは興味があります。


日本語だと

『ジグザグ』

ぐらいにしておけばいいのでは?

と最初は思ったのですが、この『ジグザグ』も英語なんですね。


日本語だと何て言えばいいんだろう???