新スケジュールで新設されて以来、集客が少ない新人イントラさんのレッスンがあったと仮定します。
そのレッスンが店舗が規定した集客数に達せず、短期間でレッスンを終了する場合、2つの見方ができると思います。
一つ目として、
「新人イントラさんなんだから、育てるという立場に立って、猶予をあたえるべき」
そして二つ目は、
「新人イントラさんであろうと、規定通りレッスンを終了すべき」
どちらの見方もできると思うのですが、a-e-r-oは後者を支持します。
新しいイントラさんが現れるのを期待していると散々書いておきながら、矛盾しているのでは?と思われるかもしれませんが・・・
まず、根底の考え方としてあるのが、
「スポーツクラブ側がインストラクターを育てるのではない」
ということ。
スタッフインストラクターの場合は、先輩スタッフがいろいろと指導するかもしれないのですが、
フリーインストラクターの場合、店舗側ができるのはレッスンをする機会を提供するくらいだと思います。
では、レッスンを提供する機会を与えられるかどうか?
その基準が集客数なのです。
集客数というのは、店舗側がどうこうできるものではありません。
あくまでメンバーさんの意思によって決まります。
レッスンをご担当しているのが、実力がまだまだなイントラさんの場合、
そのイントラさんのことを応援しているのであれば、メンバーさんはそのイントラさんのレッスンに参加し続けて成長を見守るでしょう。
レッスンに参加してくれるメンバーさんの人数が少ない場合は・・・・
まぁ、そういうことなんです。
レッスンに参加していないメンバーさんから見たら、集客が少ないイントラさんよりも、他のイントラさんのレッスンを入れて欲しい。
これは誰しも思うことです。
例えば、参加人数が少ないままエアロのレッスンが続いたとしたら、
「エアロなんて人が集まらないから、プレコリオレッスンでも入れて欲しい」
と思うはずです。
なので、
『新人イントラさんを育てるのは、店舗側ではなく、レッスンに参加するメンバーさん』
であって、
『応援しているメンバーさんが多い場合、即ち、メンバーさんが育てたいと思うイントラさんのレッスンは継続し、そうでないイントラさんの場合はレッスンを打ち切る。』
厳しいと思うのですが、『フリー』というのはそういうものだと思います。
まぁ、現実は
『経験の無いインストラクターのほうが、経費(レッスンフィー)を抑えられる』
という店舗側の思惑も絡むので、いろいろ複雑なんですけどね。