9月に『コナミスポーツクラブ』から、『ボディアタック』『ボディステップ』『ボディジャム』などが撤退して、年末には残り3つも・・・という噂もあるのですが、どうなるのでしょうか?

もし、『コナミスポーツクラブ』が『レスミルズ』から完全撤退した場合、分が悪いのは『レスミルズ』です。

『コナミスポーツクラブ』も当然無傷ではいられませんが、一連の『コナミスポーツクラブ退会者数シミュレーション』 の記事で『妄想』したように、経営危機に至るほどの打撃は受けなさそうです。

逆に『レスミルズ』のほうは、日本市場の半分以上を失ってしまうことになります。
(正確な数字は分からないのですが、提供レッスン数の点からいうと半分を余裕で超えると予想しています)

全世界の展開していますので、『レスミルズ』がいきなり経営危機に至ることはないと思いますが、このままでは確実に衰退してしまいます。

レスミルズブランドの店舗展開という可能性もありますが、それだけではコナミスポーツクラブ会員の受け皿としては、不十分でしょう。

また、他社製のプレコリオレッスンに慣れてしまったら、『レスミルズ』に戻ってくる保障はありませんし・・・

従って、他の大手スポーツクラブに対して積極的に営業をかけるはずです。


スポーツクラブ側も『レスミルズ』を導入することによって、どれだけコナミスポーツクラブから会員が移ってくるか想定すると思いますが、そう簡単にはいきません。

コナミスポーツクラブの強みは都市部の店舗網。

熱心に『レスミルズ』レッスンに参加しているメンバーさんは、一つの店舗だけではなく、周辺店舗を利用して毎日レッスンに参加しているのです。

コナミスポーツクラブが単独で存在する地域(地理的に他の店舗に通えない場合)では、『レスミルズ』の導入によってコナミスポーツクラブメンバーの受け皿になり得ますが、都市部の場合はある程度の店舗網が必要です。

昨年11月の


『2015年3月期スポーツ施設売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12095320300.html



の記事で、日本のスポーツクラブの売上トップ10を紹介していますが、店舗網を考えると狙いは

2位 セントラルスポーツクラブ

3位 ルネサンス

4位 ティップネス

5位 スポーツクラブNAS

あたり。

3位のルネサンスは『ラディカルフィットネス』を採用しているので、余程のメリットが無い限り『レスミルズ』は採用しないでしょう。

5位のスポーツクラブNASは既に採用しています。

よって、『レスミルズ』と同じような『MOSSA』や『ラディカルフィットネス』を採用していない『セントラル』と『ティップネス』が狙い。

店舗数の観点から言えば『セントラル』なのですが、a-e-r-oが面白いと思うのは『ティップネス』。

『ティップネス』は関東、関西のみで、それ以外は愛知、静岡に2店舗ずつと限られた地域しかないのですが、数店舗を除いてスタジオは2面以上あり、スタジオサイズもかなり広いです。

『DDDワークアウトシリーズ』や『RPBコントロール』、『TRFイージー・ドゥ・ダンササイズ』など結構外部プログラムを導入しているので、条件が良ければ可能性は無くはないと思うのですが・・・・

なんか『ティップネス』と『レスミルズ』という組み合わせが想像できないんですよねぇ。

全く根拠はないのですが・・・


逆に『セントラル』では、導入している外部プログラムと言えば『ズンバ』ぐらい。

あと地域限定だと思うのですが、福岡では『リトモス』を導入していました。

外部導入をあまりしていない分、逆に『レスミルズ』の導入余地はあるとも言えます。

大手スポーツクラブの中では一番会員の高齢化が進んでいますので、『若年会員獲得の切り札』として売り込みをかけることも可能です。

もし、a-e-r-oが『レスミルズ』の担当でしたら、売り込みたいのは『ティップネス』。

でも、可能性としては(もし採用されるのであれば)『セントラル』のほうが高いと思っています。


最低でもこのうちどちらかと契約できないと、『レスミルズ』の未来は暗いでしょう。