本日11/2(月)の日刊工業新聞で興味深い記事がありました。

『運動能力上達 AIが指導(筑波大とミズノ)』


記事を読むと、筑波大学、大阪大学、ミズノと共同で、人工知能(AI)が運動の際の動き方を指南するシステムを開発したそうです。

例えば、ランニングではAIが映像を解析して、熟練者との差異を点数化して示すことで、スキルの習得や向上を早めることができるとのこと。


10/28付でプレスリリースがされていましたので、中身を読んでみましたが、簡単に要約するとこんな感じです。


・ミズノが提供するランニングフォーム診断サービス「F.O.R.M.」を利用した2000人のランナーのデータを利用した。

・このサービスは、ランナーの肩、ヒジ、手首、骨盤、ヒザ、足首の6点の部位にマーカーをつけ、カメラによってランニングフォーム動きを撮影する。

・6点の部位の動きを人工知能の情報処理技術を使って分析すると、ひじ、ひざ、足首に関して、マラソンのタイムと相関関係があることが判明した。

・ランナーに対して、ひじ、ひざ、足首の動きについてマラソンタイムが良い人の動きと比較し、アドバイスすることでマラソンの好タイムにつながる。



プレスリリースで発表されたグラフなのですが、これが相関関係があるグラフのようです。

このような分析はキレイなグラフになることは滅多にないのですが、その筋の方から見るときちんと相関関係が出ているのでしょうか?