スポーツクラブ店舗のスタジオレッスンで、自分の実力以上のレッスンに参加すると、あまりにも出来なくて落ち込むことってありますよね。

「自分はなんて出来ない人間なんだろう」って。

でも、その後継続的に参加し続けていると、段々とできるようになってきます。

そして、レッスンに参加し始めて何ヵ月か後、通しで1回でもコンプリを達成すると、

「もうこのレッスンは制覇したぞ!」

と1回しか出来ていないにもかかわらず、既にこのレッスンは出来たつもりになってる・・・・


はい、a-e-r-oのことです。


そして、より難しいレッスンに参加した後、あまりにも出来なくてまたこのレッスンに戻ってくるのですが、

久しぶりに参加してみると、このレッスンも出来なくて、

「あれ?前は出来ていたはずなのに・・・」

と落ち込む。

はい、a-e-r-oのことです。

たった一回できたくらいで、もう出来る気になっていたらダメですよね。


今、これと同じことをランニングでも繰り返しています。

今まで一回だけ90分走で15キロの距離を走りました。だいたいキロ6分のペースです。


先日、60分走でキロ5分切りを達成しましたので、今度の目標は90分走でのキロ5分切りです。

その後何回か90分走にチャレンジしているのですが・・・・・いつも失敗。


キロ5分切りを狙っているので、90分走でも早い段階でキロ5分近いペースに上げています。

でも、前回90分走ったときはキロ6分ペースで、1分も違います。

当然オーバーペースで疲れてきます。

「このペースであと10キロ近くも走らないといけないのか・・・・」

と段々と心が折れていき・・・・・

7キロとか8キロといったキリの良い数字になった時に、トレッドミルの『クールダウン』ボタンをポチッと。

そして、

「今日も90分走れなかった・・・・」

と落ち込む。

『距離』と『スピード』の両方を追うのは初心者にありがちな誤りで、ランニングの教科書の例として載せたいぐらい見事な失敗例です。

スタジオレッスンと同じで、全然学習してませんよね。


まぁ、自分できちんと誤りを認識したことをプラスとして、次は90分間走ることを優先して挑みたいと思います。