アマゾンでは6/26から7/31までの間、『夏の読書推進お買い得キャンペーン』と銘打ち、一部書籍を定価から20%オフで販売されています。

電子書籍では期間限定の割引セールがたびたびあったのですが、紙の書籍を割引販売するのはこれが初めてだそうです。

書籍や雑誌、新聞などの商品は『再販制度(再販価格維持制度)』があって、書店などが勝手に値段を下げて割引販売することは禁止されているようなのですが、

出版社の間で『時限再販』と呼ぶ契約をすると、対象書籍を一定期間後に再販制度の枠組みから外して値引きできたり、

『定価:○○円』と書かれた書籍・雑誌ではなく、『価格:○○円』と書かれた価格表示の書籍・雑誌などは割引販売できるといった抜け道もあるようです。

『再販制度』は、意味があって適用されている制度だと思うのですが、出版されてから一定期間過ぎた書籍に関しては、大胆に割引販売をしたほうが買ってみようと思う人が増えて、結果的に出版社や著者、書店などの利益が増えるんじゃないかなぁと、素人考えでは思っています。

まぁ、いろいろと難しいことがあるんでしょうね。



この『値下げキャンペーン』から強引にスポーツクラブの話題へ。

メガロス田端の格安クーポン発行について書きました

『迷走』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-12045769805.html

は、『値下げキャンペーン』の一種かもしれませんが、これを頻繁にやってしまうと

既存のメンバーさんとの公平感が無くなってしまうんですよね。

『値下げキャンペーン』で入会したメンバーさんで施設内が混雑してしまうと、既存のメンバーさんは納得いかないでしょう。


アマゾンの『値下げキャンペーン』のように、

「販売されて一定期間経過し、もうあまり売れなくなった書籍の需要喚起をする」

といった効果をスポーツクラブ店舗でも取り入れれば良いでしょう。


そこで思いついたのは、ビジター料金の値下げキャンペーンについて。

最近セントラルでは、頻繁にワンコインキャンペーンを行っていますが、これも既存のメンバーさんから見たらあまりよく思わないものです。


では、これならどうでしょうか?


「台風が来ている時や、大雨注意(警)報、大雪注意(警)報が出ている時にチェックインすると、ビジター料金が半額」


普通のメンバーさんならじっと家で過ごしていて、店舗内にあまり人がいない時に、あえて台風の中来てくれる人に対して料金を割り引く。

これなら既存のメンバーさんは、何も言わないでしょう。

「そういう『物好き』もいるんだなぁ」

と思うぐらいだと思います。


それでも、台風の中店舗に来る既存メンバーさんもいらっしゃると思いますが、

そんなわざわざ台風の中来るメンバーさんは、同じく『物好き』ですから、『物好き』同士でお互いの気持ちは分かり合えるでしょう。


店舗側も、この『値下げキャンペーン』によって少しでもビジターで来てくれる人が増えるんであれば、不満はないでしょう。



ということで、台風の日の『値下げキャンペーン』は、皆さんがハッピーでギクシャクしない『平和』なキャンペーン方法です。

『平和』じゃないといったら、スポーツクラブ店舗への行きと帰りぐらいですかね。

嵐の中ですから。