現在、将棋の7大タイトルのうちの一つである『王将戦』が開催されています。
この『王将戦』は他のタイトル戦とは違って、面白い試みがあります。
それは、マニアの間では『勝者罰ゲーム』と呼ばれているのですが、一局(試合)ごとに勝った棋士が対局地の地元に合ったコスプレ(仮装)をして記念撮影をするのです。
先日の第2局では渡辺明王将が勝ったのですが、その時の写真がコレ。
真ん中に写っているのが、渡辺明王将です。
島根県安来市で対局が行われたので、『安来節』(どじょうすくい)をやっているところです。
すごく楽しそうに演じているのですが、この渡辺王将は将棋界の第一人者である羽生名人と同じくらい実力がある方です。
例えて言うならば、スタジオレッスンに参加している中で一番上手いメンバーさんが、本気で仮装をした感じです。
実は、この第2局は対戦相手の郷田真隆九段が途中まで優勢で、勝ちそうだったんです。
この郷田九段はすごく真面目なタイプで、ファンの間では郷田九段がコスプレをする姿を期待していました。
でも、残念ながら逆転負け。
一部のファンの間では、対局中に『どじょうすくい』のコスプレが頭の中を過ぎったので、悪い手を指してしまったのでは?とか言われています。
そんなことはないと思うのですが・・・・
でも、コスプレ(仮装)をやりたくないって気持ち、なんか分かるような気がします。