今回の

『関西遠征』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11965056611.html

では、『ルーキーコンテスト』の上位入賞イントラさんのレッスンに参加しました。

月曜日は、今年の優勝者である『駒澤悟IR』。

そして火曜日は、今年2位の『及川祐樹IR』。

同じく火曜日には、2011年と2013年に優勝された『山川清志IR』。

特に狙った訳ではなく、たまたまスケジュールの都合で連続して参加することに。


この3人のイントラさんのレッスンに参加させていただいたところ、ある共通点がありました。

それは『差し込み』。


通常のエアロやステップのレッスンは、動きを順番に組み立てていくことがほとんどです。

32カウントに区切って1ブロック目、2ブロック目、3ブロック目と順番に組み立てていく場合や、

アドオンと言って、特にブロックの区切りなく、10カウント程度の動きを順番につなげていって、大きな1ブロックに仕上げる場合などです。



しかし、この3人のイントラさんは『差し込み』のテクニックを使っていました。

『差し込み』とは、完成されたあるブロックの中に別の動きを『差し込んで』新しい順番でコンビネーションを組み立てることです。


まず16カウントや32カウントの動きの塊(ブロック)を作っていくところは他のイントラさんと変わりませんが、

各ブロックの動きをつなげる時に、1ブロック目→2ブロック目→3ブロック目を順番に組み合わせるのではなく、

例えば、1ブロック目を前半部分と後半部分に分けて、

1ブロック目の前半部分が終わったら、2ブロック目の動き、そして3ブロック目の動きをつなげ、最後に1ブロック目の後半部分をつなげるといった具合です。

一度動きを全部作った後に、『はさみ』と『のり』を使って、ある部分で『切って』違う部分に『貼り付ける』工作をするような感じです。


人間の頭では出来事を時系列順に覚えていくのが自然ですが、この『差し込み』が入ると順番を変えて覚え直さないといけませんので、

元の動きがシンプルであっても体感難度がアップします。

これに奇数カウントで区切ったり、面替えが入ったりしたら・・・・・


はい、

見事イントラさんの期待通り右往左往させていただきました。




『差し込み』のテクニックを使用されるイントラさんは別に珍しいことではなく、年に何回か参加しています。

といっても数十人に一人の割合ぐらいです。

今回、偶然か必然かは分からないのですが、『ルーキーコンテスト』上位入賞者のイントラさんが『差し込み』のテクニックを使用されているということは、

コンテストで上位入賞するためには、これがスタンダードなのかな?