昨日、料理研究家の『小林カツ代』さんがお亡くなりになったことが、関係者より発表されました。
料理は全くしませんが、『小林カツ代』さんは知っています。
もう一人知っている料理研究家である『ケンタロウ』さんが、『小林カツ代』さんの長男であることは初めて知りました。
その『小林カツ代』さんは、生前に
「私が死んじゃっても、美味しい私のレシピは永遠にそこの家の家庭料理として残るのが嬉しいわね」
とスタッフに話をしていたそうです。
きっと、『小林カツ代』さんのレシピは、これからも家庭を円満にしたり、恋人との距離を縮めるのに役立つことでしょう。
『小林カツ代』さんが残した『作品』は、『レシピ』という形で今後も残っていきます。
他にも、
アーティストの『作品』は、『CD/DVD』や『楽譜』という形で残ります。
将棋の棋士は、『棋譜』として『作品』が残ります。
プロ野球選手の『活躍』も、『シーズン記録』として残りますよね。
では、インストラクターの方々の『作品』は・・・・
スタジオレッスンそのものは再現することができませんので、『動画』として記録するしかありませんね。
インストラクターの方々が作った
『コリオグラフィー(コリオ/振り付け)』
はどうでしょう?
ブレイクダウンや、組み立ての段階でどのようにメンバーさんに声をかけるか?など、
完全にそれを復元することは不可能ですが、最終形の『コリオグラフィー(コリオ/振り付け)』は残せる可能性はありそうです。
でも、
「あのイントラさんのコリオ、面白かったね」
とメンバーさん同士がなつかしんで話していても、
「そのコリオを再現できるか?」
となると、忘れてしまっている方がほとんどでしょう。
イントラさん自身も数年前のコリオなんて忘れていることが多いですしね。
「『記録』ではなく、参加したメンバーさんたちの『記憶』として残っている」
というカッコいい言葉で片付けることもできますが、
インストラクターの方々のあの素晴らしい『作品』を残しておけないのは、悲しいことだと思いませんか?