日本シリーズやドラフト会議が終わり、現在のプロ野球の大きな話題は契約更改ですね。
その中で、中日ドラゴンズ落合GMの『妥協なき契約更改』と並んで大きく取り上げられているのが『FA宣言選手の移籍先』についてです。
今年FA宣言している主力投手は、
西武:涌井投手
阪神:久保投手
広島:大竹投手
中日:中田投手
ですが、中でも大竹投手と中田投手は大人気。
今年のFA戦線には目ぼしい投手がいないようですので、この2選手の獲得を狙っている球団は、だいぶ契約金や年俸を弾んでいるようです。
スポーツ新聞に掲載されている数字から判断すると、その球団に所属している生え抜き選手よりも高額の条件提示をしている模様・・・・
もしこの金額で契約された場合、生え抜き選手からは、
「やってられない!」
と不満の声が出てくることでしょう。
話題をいつも通りにスタジオレッスンへ。
『FA宣言選手』への条件提示の話を、イントラさんへ置き換えてみたらどうなるでしょう?
例えば、あるイントラさん(Aさん)が新人の時にスポーツクラブと契約する場合は、レッスンフィーは抑えられますよね。
そのAイントラがだんだんと実績を上げていって、5年目でかなりの集客が見込まれるイントラさんに成長したとします。
当然、レッスンフィーはいくらかアップしているはずです。
もう一つの例として、Aさんと同じ時期にデビューしたイントラさんをBさんと仮定します。
Bイントラは、Aイントラとは別のスポーツクラブでレッスンを担当して、Aイントラと同じだけ集客が見込まれるイントラさんに成長しました。
そして、縁があってBイントラはAイントラと同じスポーツクラブでレッスンを担当することになりました。
話を単純にするために、このお二人の実力(スポーツクラブに与える収益)を同等と仮定すると・・・・
恐らくお二人のレッスンフィーは同額にならないでしょうね。
長年のクラブへの貢献のほうが高く評価されて、レッスンを継続しているイントラさんのほうが高い場合もあると思いますし、集客力があって人気イントラさんになってから契約したほうが、有利な場合もあるでしょう。
もし、このようなスポーツクラブのレッスンフィーの傾向を予め知っていたら、
新人の頃は、継続したほうが高く評価されるクラブと契約して、ある程度経験を積んだ後に他方のクラブとも契約したほうが、理屈的には収入が多く得られる計算になりますが・・・・
そう上手く計算通りにはいきませんよね。