今回ご紹介するのは、『2006年のフィットネスクラブ売上ランキング』です。


1位 コナミスポーツ 885億円
2位 セントラルスポーツ 436億円
3位 ルネサンス 313億円
4位 ティップネス 306億円
5位 メガロス 127億円
6位 オージー・スポーツ(コスパ) 121億円
7位 日本体育施設運営(NAS) 106億円
8位 東急不動産(東急オアシス) 101億円
9位 アクトス 71億円
10位 ジェイエスエス 68億円


この年は、フィットネスクラブ業界の全盛期で、市場規模が最大(約4300億円)だった年です。

前回紹介した2003年のランキングからはあまり顔ぶれの変更はありませんが、この頃は上位クラブが売上げを急激に伸ばしています。
過去3年間の売上げの伸びは下記の通りです。

コナミスポーツ 765億円→885億円(+120億円)
セントラルスポーツ 353億円→436億円(+83億円)
ルネサンス 236億円→313億円(+77億円)
ティップネス 208億円→306億円(+98億円)
メガロス 84億円→127億円(+43億円)
オージー・スポーツ(コスパ) 47億円→121億円(+74億円)


逆の言い方をしますと、上位クラブが順調に売上げを伸ばしていたのはこの時期まで。

この後は伸び悩みが続きます。

トップのコナミスポーツは、ここまでの伸び率を考えれば数年で業界初の1000億円達成と思われましたが、2011年時点では826億円と逆に売上げを減らしています。

2位のセントラルスポーツもなかなか500億円の壁は越えられませんし、それ以外のクラブも似たような感じです。


現在ランキング上位に位置しているクラブは、他クラブからの営業譲渡によって店舗数、売上げを伸ばしてきました。

既存店の新規会員が急激に増えるようなことはありませんし、年に数店舗オープンしただけでは売上げの増加は僅かです。

つい先日、明治スポーツプラザがセントラルスポーツに営業譲渡したように、今後他のクラブでも営業譲渡の話が出てくるのでしょうか?

個人的には可能性があると思っています。

その理由は・・・

まだ考えがまとまってないので、別の機会に改めたいと思います。


『1990年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11570090907.html

『1994年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11572004186.html

『1997年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11573058605.html

『2000年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11574640968.html

『2003年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11577419724.html

『2011年のフィットネスクラブ売上ランキング』
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11568383061.html