去年の年末に、
『半』か『丁』か?
http://ameblo.jp/a-e-r-o/entry-11435949871.html
というタイトルで、
エアロのレッスンで、右足か左足か?どちらの足を出していいのか分からない時の話を書きました。
今回の記事はその続きです。
長々と『力説』しますが、確率の話になりますので気楽にお読み下さい。
レッスン中に、
『右足か左足か?どちらの足を出していいのか分からない場合』
って、気付いたら他のメンバーさんとは逆の足を出していたので、
その部分に来るといつも迷ってしまう感じですよね。
恐らくそれより前の時点で、既にイントラさんが組み立てたコリオとは、逆足になってしまっているのでしょう。
だって、たとえ動きが間違っていたとしても最終的に出す足が他のメンバーさんと合っていれば、
自分が間違っていることに気付かないことのほうが多いはずです。
ここからは確率の話です。
『右』の足か?、『左』の足か?を迷った場合。
感覚的に出やすいほうの足を出すメンバーさんの方がきっと多いですよね。
でも、
『それは罠だ!』
と思ってください。
前述しましたように、その時点で迷うということは、既にその前の時点で間違えている可能性が非常に高いので、
出やすいほうの足は間違いの確率が高いんです。
なので、迷ったらとりあえず出にくいほうの足を出す。
これが正解への近道です。
では、毎回出やすい足を
『それは罠だ!』
と判断して、逆側の足を出せばよいのか?
答えはNoです。
出にくかった足を出し続けていると、どこかの時点でまた他のメンバーさんと逆足になる瞬間が出てきます。
人間は同じ動きを繰り返すと、脳神経がつながりが太くなるので、
やりにくかった動きも続けることによってスムーズに動けるようになるんです。
なので、出にくいほうの足を出し続けていると、逆に今まで出にくかった足のほうが出やすくなってきます。
じゃあ、今度はまた逆の足を出せばいいんだなぁ・・・・
と思って出した足も、たいてい逆になります。
この時点では、既に出しやすい足と出しにくい足が『シーソー』のように反転していて、
どちらが出しやすいか?出しにくいか?なんて分からなくなっています。
一度それを経験してしまうと、そのレッスン中に立て直すのは非常に困難です。
「いったいどっちの足を出せばいいの?」
出す足が毎回違っていると、パニックを起こします。
苦肉の策として、『入り口側の足』や『鏡側の足』といった
禁断の『景色で覚える』方法を採用してしまうのですが、
直前にターンが入ったり、面替えされたりすると、もう手も足も出なくなります。
その結果、恐くて右足も左足も出せなくなって、
『ステイ』
となってしまうのです。
上手い人は、逆足になった時点で、間違えた部分まで遡って修正できますが、
そうでない人は、感覚を頼りにとっさに出す足を判断してしまうので、
その感覚がずれてくると修正できなくなって、崩れていってしまう・・・
できるかできないかは、ホントに『紙一重』だと思うんです。
ということで、結論は・・・・
「コリオはちゃんと覚えましょう」
これに尽きます。
長々書きましたが、当たり前の結論ですね。