今読んでいる本は、

『プロ弁護士の思考術』矢部正秋著(PHP新書)

です。

これは、ベテラン弁護士さんが日頃どのようなことを考えて、物事に対処しているかが書かれています。



この本の中で、興味を持った部分を紹介します。


「事件の相手に対し感情的に反発し、眠りが浅かった夜は数知れない。」

「いくら自分が悩んでも、それは相手に対し何ら影響も与えない。」

「問題をあれこれ蒸し返して悩むのではなく、ただ解決策を考えることのみに集中する。」



これは、

交渉の際に相手に攻撃されて、その夜は悔しくて眠れなくなっても、相手にとってみたらそんなことは全然関係ない。

じゃあ、そんなことで思い悩むのは無駄でしょう?

それよりも解決策を考えなさい!

ということです。


悔しさを『わら人形』にでもぶつけて、それで相手にもダメージが与えられるんであれば、やる意味はあるかも知れませんが、そうでないのであればあれこれマイナスな思考になるよりも、プラスの方向で考えたほうが得ですからね。



これを強引にスタジオレッスンに当てはめてみると・・・・



「今日のスタジオレッスンで『地蔵』になったことを家に帰ってあれこれ悩んでも仕方がない」

「どんなに悩んだとしても、イントラさんやメンバーさんから

『こんなにレッスンのことを考えているなんて、真面目だよね』

って、褒めてもらえるわけではないから」

「そんなことで思い悩むより、ぐっすり寝て、明日また新たな気持ちでスタジオレッスンに参加することを考えなさい!」



ってことかなぁ・・・・




毎日スタジオレッスンに参加していると、

「完璧に動けるレッスン」

もありますが、

「全く動けなかったレッスン」

もあります。


満足に動けたレッスンに関しては喜んでもいいとは思うのですが、

動けなかったレッスンに対して、この世の終わりみたいに暗い顔で落ち込んでもねぇ・・・・



『気持ちの切り替え』

が上手くできることが、長くスタジオレッスンを楽しむ秘訣ですよね。