2週間ほど前に、Yahooニュースで見た記事です。


ドイツにある『Avira』というITセキュリティ企業がちょっとした『遊び心』の効いたアンケートをしました。

問いは、

「パソコンに八つ当たりしたことある?」


アンケートに答えた中の約40%の人が、パソコンに罵声を浴びせたことがあり、約10%の人が、拳などでパソコンを叩いたことがあるそうです。

昔、電化製品が動かなくなったとき、叩くと動くことがありました。
これは『接触不良』といって、電化製品の中で電気や信号を伝える線が外れてしまった場合、叩くことで線が一時的につながって再び動くようになります。
でも根本的な解決ではないので、叩いて動くようになった電化製品は直に動かなくなります。

パソコンの場合は、叩いて直る可能性は全くのゼロではありませんが、ほとんど効果はないですね。



さて、話はスタジオレッスンへ。


レッスンの最中、足の動きや、手振りで間違えたときに、よく身体を叩いたりします。

足や腕を叩いたり、頭を叩いたり、顔を引っぱたいたり・・・・

「しっかりしろ!」

という意味なのですが、叩いたからといって上手く出来た例(ためし)はありませんねぇ。



今は褒めて伸ばすのが主流なので、例えばレッスンが始まる前に腕に向かって、

「お前はできる子なんだよ!」

と語りかけてあげれば、手振りが上手くできるようになったりして・・・・



もし、スタジオ内で足や手に向かって話しかけている人を見たら、恐がらずに、温かく見守ってあげて下さい。