今日は「早取り」について書いてみます。

エアロやステップ等のスタジオレッスンは、音楽のカウントに合わせて動きますが、「早取り」とは音楽のカウントよりも早く動いてしまうことです。

先日のステップのレッスンで、上手いメンバーさんの前でやらせてもらった時のことです。
そのスタジオで満台(定員いっぱいになること:ステップ特有の表現です)になると、お互いのステップ台の間隔が非常に狭く、前後は60~70cm、左右は30~40cmぐらいになります。

左右の間隔は、エンドでの動きがなければあまり気にならないのですが、前後の間隔に関しては、中級以上のレッスンでは頻繁に台を越える動きがありますので、お互いの足裁きに注意していないと、ぶつかってしまう危険があります。

レッスン中、前半のコンビネーションに関してはよくやっている動きでしたので、比較的間違えずに動けていたのですが、ちょっと違和感が・・・・
その上手いメンバーさんとフロアに足を置くタイミングが微妙にずれているようです。
当然のことながら、上手いメンバーさんはカウント通りで、こちらが少し早めでした。
カウントにすると、1/3カウント~1/4カウントぐらいで、BPMを140とすると、時間に換算して0.1秒ほど。
エアロのレッスンや、ステップのレッスンでも台の間隔が広い場合はほとんど意識しないくらいだと思うのですが、前後のメンバーさんの足裁きを確認して動かないとぶつかってしまう場合には意識できるくらいのタイミングのずれになります。

日頃から「早取り」には注意しているつもりなのですが、台を越えたり、シャッフルが頻繁に入るような激しいコンビネーションで、音楽のピッチが速い時は、音に乗り遅れないようにと、少し早めに動いてしまうようです。

中上級のステップレッスンに参加するようになって、今までは動けなくて迷惑をかけているのですが、たとえコンビネーションに対応できるようになったとしても、まだまだ課題はいっぱいです。