●エアロオリジナル (クマーめぐみIR)


二本目は同じくクマーIRのエアロオリジナル。中上級設定です。

病み上がりで4本目はきついかなと思ったのですが、先ほどのエアロスリムで「省エネしない!」というクマーIRの指示に反してちょっと省エネモードでしたので、このレッスンは力強く動けそうです。


参加者は前のレッスンと同じく12人。半分以上のメンバーさんが2本連続で受けているようです。


何故かこのレッスンのウォーミングアップは毎回上手くいかないようですが、今回もウォーミングアップの最初から靴の紐がほどけていて、不吉なスタート。

やっぱり今日もいつも同じ出来のようです。

きっと今日は見慣れない参加者がいたので、緊張していたのでしょう。

コンビネーションは3ブロック。


1ブロック目はクイックVステップからニーアップ、マンボで始まって、グレープバイン、リズムチェンジ付のVステップで終了。


2ブロック目はVステップクイックAステップで始まって、バッククロス、ダブルカールで終了。


3ブロック目は2リピータ、クロスウォーク、オープンビハインド(パドブレ)で始まって、シザーズ、ニーアップ、シャッセターンで終了。

今日はメンバーさんの出来がよかったようなので、3ブロック目のコンビネーションが組み立て終わった時点で、残り20分。

通しの時間がたくさんあります。


正面での通しが終わった後は、鏡のある横面を向いてスタート。

次は背面スタートかなと思っていたら、正面に戻ってしまいました。

恐らく鏡がないので背面スタートやもう一つの横面スタートはやらなかったと思うのですが、今日みたいにスペースがある時や、前後の動きが少ないコンビネーションのときは、鏡がない面でスタートしてもそれほどぶつかったりする危険は少ないと思います。

養成コースの講師をしている宇津城久仁子IRや村田きよみIRのレッスンでは、混んでいても四面回しは必須ですし・・・

まだ時間が余っているので、次は何をやるんだろう?と期待していたら、今度はスタジオの中央で分けた対面。

でも、クマーIRの動きがちょっと変。

いつも対面の時は、惑わされないように相手方の動きを見ないようにしているのですが、気付くとクマーIRが固まっています。振りが抜けてしまったようです。

中上級のクラスはコンビネーションが組み立て終わってしまえば、イントラさんがいなくても動けるものなんですよね。

上手いメンバーさんが回りにいたので、対面での通しはすごく楽しかったです。



レッスンを受けて気になった点。

クマーIRのお許しが出たので、思ったことを正直に・・・・


まず、靴の紐はきちんと結びましょう。1レッスンのうち、スタジオ中央で複数回紐を結び直すのはちょっと・・・・


次にコンビネーションのレベルについて。


いろいろなスポーツクラブでレッスンを受けていると、ステップのレッスンには大きなレベル差があるのですが、エアロのレッスンにはスポーツクラブ間の差はあまりなく、イントラさんによる差だけなんですよね。

このレッスンは中上級設定としてはカウントの使い方が非常に素直。

3ブロック目のシェイク、ロッキング、ステップキック動きが5カウント目から始まっていたのを除けば、他の動きは1カウント目から始まっているので、ちょっと易しく感じてしまいます。

同じ動きであっても、例えば4カウント目とか6カウント目といったような偶数カウントから始めると、中上級レベルのレッスンを受ける立場としては面白く感じるんですけどね。


あと、前のブロックの最後と次のブロックの最初に似たような動きが続く部分があって、これは狙いかもしれないのですが、ちょっと違和感。

まず、1ブロック目の最初と最後、2ブロック目の最初のVステップの部分。ここは違ったバリエーションのVステップが続くので、敢えてそのように組み立てたのだと思います。

でも、2ブロック目の最後のダブルカールと3ブロック目の最初の2リピータが連続して続くところにはちょっと違和感を感じました。

カッティングハーフのときはこの部分が必ずつながるので、もしかしたら4週目と5週目はこの部分が展開されるのかも・・・・

2ブロック目の最後の4カウントと、3ブロック目の最初の4カウントを、ブロックが変わることを意識させないで上手くリズムを崩してつなげると、中上級として「奥深い」コンビネーションになりそうですね・・・・


いろいろと書きたいことを自由に書いてきましたが、
温かいメンバーさんに囲まれた素敵なレッスンだと思います。


最後に、

見慣れない「怪しい」参加者がいても、動揺しないように・・・

これからたくさんのメンバーさんが参加するのですから。