【カラフトマス】

Oncorhynchus gorbuscha


●形態・特徴:

体側は銀白色で背の部分と尾びれには大きな黒い点が散らばる。産卵期の雄は鼻先が著しく曲がり、背中がもりあがることからセッパリマスとも呼ばれる。広範囲に分布しているが、日本の北海道や岩手県の河川にも産卵のためにのぼる。秋に河川の砂礫底に産卵し、孵化した稚魚は春頃に海へ下り、動物プランクトンなどを食べながら成長する。1年半程の海洋生活の後に川をさかのぼるがカラフトマスは他のサケと比べると母川以外の河川をのぼることが多い。やわらかい肉質で脂肪も多い。漁獲量はサケ類では最も多い。


●分布:北海道、樺太、カムチャッカ、アラスカ、北アメリカ


●生息環境:---


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【トカゲゴチ】

Inegocia japonica (Cuvier, 1829)


●形態・特徴:

コチの仲間の同定は、頭部の棘の様子や、眼の虹彩皮膜の様子などを見ることが必要である。本種は眼下骨の隆起線上に2本の棘があること、眼の虹彩皮膜は分岐し複雑な形状となること、間鰓蓋部に皮弁があること、吻はやや短いこと、第1背鰭縁辺部は暗色ではないこと、眼上皮弁がないことなどで日本産の他の多くのコチ科魚類と区別できる。大きくても体長20cmほど。


●分布:千葉県~九州の太平洋岸、若狭湾以南の日本海岸、東シナ海。~台湾、朝鮮半島、中国、インド-西太平洋域


●生息環境:温帯から熱帯域の砂底に生息する普通種。水深85mまでに見られる。


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【トカゲエソ】

Saurida elongata (Temminck and Schlegel, 1846)


●形態・特徴:

エソ科魚類は表徴形質に乏しく同定が難しい分類群のひとつである。本種はワニエソやマエソと似ているが、胸鰭が短くてその後端は腹鰭起部に達しないこと、側線鱗数が59~65枚であることなどで区別できる。


●分布:新潟県以南。南シナ海。浅海~やや深みの砂泥底にすむ。


●生息環境:浅海からやや深みの砂底や砂泥底に生息し、大きな回遊は行わない。産卵期は5~8月とされる。


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